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サッカーフリートーク



  マンチェスターユナイテッド好調の要因を探る
Date: 2007-03-13 (Tue)

マンチェスターユナイテッドが好調だ。ここ数年で1番良い状態であることは間違いないだろう。しかし今シーズンのユナイテッドに目立った補強はなかった。

唯一大きな補強として獲得したといえるのはマイケル・キャリックくらいのものだ。彼はその才能を高く評価されイングランド代表にも名を連ねる有力選手である。攻撃面では視野が広く正確なロングレンジのパスを放つことができる。また守備面では身体は決して大きくないものの敵の攻撃の流れを読む能力に長け、的確に攻撃の目をつみとることができる。ロイ・キーンには及ばないものの間違いなく一流レベルの選手だ。

長く展開力のあるセントラルミッドフィルダーはユナイテッドにはどうしても必要な戦力だった。非常に大きな補強であったことは間違いない。

しかし彼1人だけだ。今季のユナイテッドは有力選手をかき集めた単純な補強により強化されたわけではない。ではなぜ今シーズンのユナイテッドは強く魅力的なサッカーができているのだろうか。

Cロナウドをはじめ才能溢れる選手達が大きく成長したというのはたしかにあるだろう。しかし選手個々の向上だけではチームとして常勝することは難しい。チームとして11人全員が攻撃、守備共に上手く連動し機能しなければ、どれだけ有力選手を集めても勝ち続けることはできないのだ。

ユナイテッドの場合においても好調の1番大きな要因はチーム全体の攻撃バランスが大幅に改善されたことにあると思う。現在のユナイテッドのバランスはトレブルを獲得した黄金時代に近いのである。バランスが改善された大きな要因としては前述したマイケル・キャリックの展開力、そしてルイス・サアがFWとして果たす役割が大きい。

マイケル・キャリックがいることにより、敵チームはユナイテッドの攻撃を封じることが非常に難しくなっている。円熟の域に達しチーム全体の攻撃を支配するポール・スコールズ、後方から的確なフィードを送るリオ・ファーディナンドに加え、キャリックがいるのだからユナイテッドの中枢には技術力の高い3人の選手が揃っている。これは昨シーズンとの大きな違いだ。

昨シーズンまでのユナイテッドは主な展開をポール・スコールズ1人に頼るしかなかった。ウエイン・ルー二ーが前線で好機を演出することはできたものの、もっと低い位置で実質的にゲームを支配していたのはスコールズである。その頼みの綱である彼が目の負傷により長期離脱していたのだから、昨シーズン苦しんだのはある意味当然だ。

今シーズン、偉大なる背番号「7」をつけたCロナウドは爆発的な活躍を見せチームの勝利に大きく貢献している。またライアン・ギグスもここ数年では1番良いコンディションでシーズンを送ることができている。彼等にしてもマイケル・キャリックのような展開力のある選手がいないとその実力を発揮するのが難しくなってしまう。スペースを見つけ走りこんだサイドの選手に遠い位置から的確にパスを出すことができる彼の存在は非常に大きいのだ。

次にルイス・サアであるが、彼は単独の選手としてみれば昨シーズン限りで退団したルート・ファンニステルローイには及ばないだろう。しかしマンチェスターユナイテッドというチームの特色を考えれば彼の方がチームにフィットしやすいのだ。ユナイテッドは元々ショートパス主体のパスサッカーでリズムを作るチームである。そのためターゲットマンが前線でどっしりとかまえているよりは、常にスペースを探し裏を狙っている選手がいた方がチームとして攻撃のリズムを作りやすい。デイヴィッド・ベッカムが在籍していた頃は彼から残酷なまでに美しいクロスが供給されていたため、ファンニステルローイのゴールにつながるシーンが多かった。しかし今のユナイテッドは両サイド共にドリブラーになっている。ターゲットマンとしてはファンニステルローイは最高の選手であったが、Cロナウドやギグスとはコンビネーションが上手くいかず攻撃のリズムが悪くなることが多かった。

その点ルイス・サアは悪魔の双子と呼ばれたドワイト・ヨークやアンディ・コールにタイプ的に近いFWだ。ピッチ上を走り回り裏へ抜け出す動きを数多く狙う。そして天性の身体能力で野性味溢れるゴールを決めることができる。それに比べファンにステルローイはそれほどスピードもなく裏へ飛び出すような動きをする選手ではなかった。ファンニステルローイが外れルイス・サアが入ったことにより攻撃全体のリズムが良くなったこと。これは非常に大きい。

次に守備陣の安定感が増したことも見逃せない大きな改善点である。守備陣の大黒柱であるリオ・ファーディナンドの安定感は絶大だ。前述したように攻撃のバランスをここまで改善することができたのは彼のような信頼できるディフェンダーが後ろを守ってくれているからだ。逆に彼がいなければ、今のユナイテッドは中盤のディフェンス能力がそれほど高くないため根本から崩壊する可能性が高い。

ディフェンス陣の他の顔ぶれを見てみるとつい最近までレギュラーだったエインセ、シルベストル、ブラウン、オシェイがスタメンを外れ、ビディッチ、エヴラ、Gネビルが先発で起用されることが多い。

サー・アレックス・ファーガソンのこの判断は個人的には正しいと思う。ビディッチ、エヴラ、Gネビルの方がエインセ、シルベストル、ブラウン、オシェイに比べプレーが安定しているからだ。逆にエインセ、シルベストル、ブラウン、オシェイは危なっかしい。どうしても安定感に欠けるのだ。選手として可能性を感じるプレーはたしかに見せるのだが、ありえないような凡ミスがしばしばある。そのために致命的な失点を招くことが昨シーズンまでは何度もあった。

相手が格下の場合であればそういったミスも帳消しにすることができる。しかし例えばチャンピオンズリーグで上位まで進出してきたチームと対戦したときはそうはいかない。その1点で敗退してしまうのだ。ミスをした方が負ける。トーナメント方式のハイレベルな大会ではよくあることだ。本当に負けられない戦いになったときファーガソンのこの判断はより大きな意味を持つのではないだろうか。

それでは今回はこのへんで・・・。

  なんかまわってきた(笑)
Date: 2006-01-15 (Sun)
なんかたろさからイメージバトンというのがまわってきたので久しぶりに更新しますm(._.)m ペコッ

お題は「ドラゴン久保」ということですが、「久保嘉晴」は隊長の日記で既出なので他のものを考えることにします(笑)

とりあえず思い浮かぶものは・・・・「奥さん」「奥さんの奥さん」「ひなこ」「天使じゃ〜」「よっちゃん」「岡田」「マリノス」「サンフ」「野生」「サケモテコイ」「サカタン」「氷河期」「冷凍」「解凍」「クボタツクン」「ボレー」「ファンバステン」「藤本」・・・・あたりかなぁ。わかりにくいものを選ぶのも何なので最初に選んだ「奥さん」を次の人にまわします(笑)

リアル友達に3人まわそうかと思いますが、今デザイナーの仕事をしているK君、最近軽く事故ったM君(笑)、あとは・・う〜ん・・某ブログが好評のKさん、これを読んだら至急他の人にまわしてください、お願いしますm(._.)m ペコッ

  フリートーク過去ログ
Date: 2005-11-29 (Tue)
3次元の魔術師アンドレア・ピルロ   2004/07/29 (木) 23:01

アンドレア・ピルロ。どこか哀愁を帯びたルックスと、繊細なパスセンスはクラシカルなフットボールプレーヤーを思い起こさせる。現代フットボールにおいて最強のボランチは誰かと問われればスティーブン・ジェラードやパトリック・ビエラの名を挙げるだろう。マケレレやダービッツの方が現代サッカーにおいて重要であることも重々承知している。だが私が最も好むボランチは現役選手の中では間違いなくピルロだ。もっといえば彼の放つループパスに最も惹かれる。彼から放たれるパスは鮮やかな弧を描きつつ、味方FWにピンポイントですいこまれていく。貪欲なまでにゴールを狙い続けるFWピッポ・インザーギとの連携は個人的に最も好きなコンビの1つである。

個人的にサッカーにおいて最も魅力を感じるプレーは「高さ」をいかしたプレーである。ゆっくりと敵の頭上を嘲笑うかのように通過し、決定的なチャンスに導くパスは見ていて非常に美しい。的確な空間把握能力とそのスペースを完璧にいかすための秀でたテクニック。更に強烈なプレッシャーの中で冷静かつ迅速に判断し、実現にうつす力がなければこのプレーは成立しない。選ばれし人間のみが使いことなすことができる第3のスペース「高さ」。そこはなんとも幻想的な空間でありながら、誰にも妨害することができないという絶対的な有効性を持ちあわせている。ピッチ上にどんどんスペースがなくなっていく中、このスペースだけは今も昔も変わっていない。人間の最大到達点以上の高さで放たれた場合、このスペースを潰すということは絶対にできないのだ。そしてこのスペースを完全に使いこなすことができる選手こそ個人的にはファンタジスタと呼ばれるにふさわしい選手だと思う。右に関してはデイヴィッド・ベッカム、前線ではロベルト・バッジョやアントニオ・カッサーノが高さのスペースを支配している選手達である。そして現代フットボールにおいて比較的深い位置からこのスペースを最も有効に使いこなしている選手こそがアンドレア・ピルロなのだ。

日本代表    2004/06/05 (土) 07:22

強くなってはいない、何も変わってはいない。
最近強豪といわれるチームにドローという結果を出してはいるが、評価に値するものはまったくない。自らの信念であった4バック(これ自体も単純極まりない理由であったが)をやめ、3−5−2に変えた時点で充分解任に値すると思うが、それで中途半端な結果を出したから一体何になるというのだろうか。

例えば今回のイングランドは完全に調整しているだけに過ぎなかった。ジェラードやスコールズ、ランパードあたりはとても本調子とはいえず適当に流しているシーンが多かったのがよくわかった。僕が見る限り今朝のイングランドは前半の先制シーンまでで50〜60%、後半に至っては30%程度の力しか出していない。いや、出していないというよりは出さなかったといった方が正しいだろう。ユーロを目前に控えており、ハードなトレーニングをこなした合宿直後の試合ではそれも当然である。特に日本の得点シーンなどはひどいものだった、相手はほとんどプレッシャーをかけておらず、通常練習中でなければありえないようなあまりにも絵に描いたようなゴールだった。実際エリクソンも選手の何人かは疲れていたとコメントしている。後半程度の運動量でいいのならば、本来のイングランドならばあのまま2試合連続で続けることも可能だっただろう。プレミアリーグは世界一フィジカル的にタフなリーグであり、攻守の切り替えスピード等、こと運動量に関しては他の追随を許さない。こういうことを書くと悲観的すぎないか、と言われるかもしれない。だがそれは違う。イングランドはプレミアシップ終了からおよそ2週間、ユーロ開幕までもおよそ2週間という時期だった。前述のとおり合宿直後ということもありコンディションの周期を考えれば最も落ちてくるのがこの時期である。逆にこの時期にピークを持ってきてしまったらユーロ本選でコンディションを落とすことは明白である。これに疑問を覚える方は日本がワールドカップ直前に0−3でノルウェーに負けたときのことを思い出してほしい。あのときはずいぶんと悲観的な意見が多かったものだが、僕個人はさほど心配してはいなかった。むしろあの時期に好調だった方が不安になっていただろう。そして僕の予想どおり、3週間前絶不調だった日本のフィジカルコンディションはベルギー戦では万全に整っていた。このようにチームにはバイオリズムというものがあり、いつまででも良いコンディションを維持することはできない。よって「イングランドは最も悪い時期に、日本と怪我をしないように調整試合をした」といえると僕は思う。

話は戻るが今の日本の戦術レベルは98年トルシエ就任直後の3−5−2のレベルとかわらない。完全にデフォルト状態だ。プラスアルファは全く感じられない。はっきりと言うべきだろう。

「ジーコさん、あなたがやっているサッカーは日本は既に6年前に通過している」

と。戦術的に違いがあるのはたしか(3バック等)だが、結局はトルシエの遺産で形になってるだけに過ぎない。監督は知らなくても選手は忘れてはいないからだ。

「世界のどことも戦える」とジーコはコメントしたようだがいくらなんでも冗談が過ぎるだろう。確実に言えることはこの程度のチームを作るのに2年は必要ない、2週間もあれば充分だったということだ。2年近く前からはじまったお遊びはいつになったら終わるのだろうか・・・

大久保嘉人   2004/03/08 (月) 21:52

最近彼に対する不当な評価を述べているメディア、およびサポーターの意見をよく見かける。そしてその内容はというと彼のフットボール選手としてのプレーの本質以外での言動に対するものが、非常に多いように思う。要約すれば彼はマスコミに騒がれて調子に乗っている、あんな精神的に未熟で子供のような選手は代表にいらないと言ったカンジである。

正直言って不快だ。勝手に祭り上げてキングにのしあげようとしたのはメディアであり、嘉人自身が調子に乗っているわけではない。またそれはメディアだけの責任ではなく、そのような記事に興味を示し鵜呑みにする日本のファン自体にもおおいに問題があると言える。断片的な部分だけをとりあげた報道を信じ、彼のフットボーラーとしての本質を見れなくなっているのではないだろうか。

嘉人が以前審判に暴言を吐いたことがあった。そのことで彼の人間性を大きく批判する報道、意見も多くあった。たしかにその行為自体は褒められたことではない。しかしそのような極めて一部分と言える行為から勝手に彼の人間性を推測し、それを理由に代表からはずせなどという意見はおかしくはないだろうか。

南米の代表クラスの選手には、はっきり言って人間的に未成熟な選手が大勢いる。例えばロベルトカルロス。彼も同じようにチラベルトに暴言を吐いたことがあったが、セレソンからはずせなどという意見は聞かない。それどころか「世界の偉大な選手100」につい最近選ばれたばかりである。理由は簡単だ。彼は「フットボーラーとして素晴らしい能力の持ち主だから」である。これに疑問を抱く人はおそらくいないだろう。他にもエジムンドやダリオシルバ、欧州ならクライフェルト、ダービッツ等私生活で絶対関わりたくない選手というのはたくさん思い浮かぶ(笑)しかし彼らは優れた能力とカリスマ性を併せもった選手であり、ピッチ上では愛すべき選手だと思う。だから僕は彼らのことを本当に尊敬している。サポーターをぶん殴ってもエリック・カントナは夢の劇場のキングであり、銃撃事件を起こそうがマラドーナはアルゼンチン至上最高の選手である事実に変わりはないのだ。

こういうことを書くと大久保嘉人はそこまでの選手じゃないだろう、と言う意見が聞こえてきそうだ。たしかにそのとおりである。しかしあくまで私見だが、現時点で「得点能力において」日本のセカンドストライカーの中で最高の選手であることは間違いないと思うし、代表に呼ばれて当然の選手だと思う。これは2年連続でJ1、J2で得点ランキング上位に入ったことで結果としても証明されている。数字だけではなくストライカーとしての能力的な部分を見てもトラップには少々難があるものの、ゴール前での嗅覚、シュートセンスおよびテクニック等は間違いなく国内トップクラスだと思う。また大久保嘉人は個で打開することもできるが、あくまでチームが機能させる選手である。チームを機能させる田中達也のようなタイプの選手ではない。つまりチーム戦術がしっかりしていないと嘉人のようなタイプは機能しづらく、「代表で点を取れてないからはずしたほうがいい」という意見はこの観点から個人的には疑問を感じる。それは大久保嘉人本人だけの問題ではないだろう、と思うからだ。

またサッカーの母国・イングランドにも大久保嘉人と似たようなケースがある。ネクストオーウェンことエヴァートンのFWウェイン・ルー二ーである。昨シーズン、アーセナル戦の劇的なゴールでデビューを果たした彼を、英国マスコミはいきなりスーパースターとして祭り上げた。しかし今季は周囲が望んでいたほどの活躍ができていない。これは個人的には当然のことだと思っている。彼に当時のオーウェンのようなインパクトはなく、世界の超一流と呼ばれる選手の領域には達していないと思うからだ。だが思うように活躍できない彼に対して、周囲の雑音は留まることを知らない。「勝手に能力を勘違いして祭り上げて、それに答えられなかったら袋たたきにする」こんな理不尽なことはない。超一流に比べればたしかにワンランク落ちるものの、ルー二ーの才能自体は疑いの余地がない。それにも関わらずこのような報道は、彼自身の真の才能すら潰してしまうおそれがあるのだ。

これは大久保嘉人にも同じように当てはまる。だがルーニーと嘉人では状況が大きく違う点が1つある。ルー二ーの場合、所属するエヴァートンの監督が「今後彼には一切関わらないでくれ、もし彼のコメントが雑誌や新聞に掲載されていてもそれは勝手に作られたものだ」とルー二ーを守る発言をしたのである。これはすごく重要なことだと思うし、嘉人の場合にもこのような配慮をしてほしいものだ。そもそもまだ精神的に未熟な子供だ、と発言するのならば、未熟な故の精神的脆さを認識し、余計な発言は慎むのが当然のことではないだろうか。

「周囲の声に負けて終わってしまうようならば所詮その程度の選手だということだ」こう言った意見もよく耳にする。たしかにこれを全否定することはできない。強固なメンタルを持ちあわせた選手は不当な評価をピッチの上で覆すことができるからだ。例えばレアルマドリーに移籍したときのデイヴィッドベッカムがそうだった。しかし、だからと言って不当な評価をされたがために潰されていった精神的に未熟な選手に対し、全ての責任を選手本人に押し付けるというのはおかしくないだろうか。少なくとも僕はあまりに無責任だと思う。そのような報道を行わなければその選手がもっと活躍できる可能性が十分あるからだ。

では今回はこのへんで・・・。

P.S. ところで理不尽な判定を受けた嘉人が審判に怒って「金もらってんだろ?」といった発言。みなさんにも一度冷静に考えてみてほしいが・・僕個人としてはおもしろくてしょうがないけどなぁ・・(笑)<おい
あんまりさぁ、細かいことで堅苦しいことをごちゃごちゃ言う前に、もっと純粋にもっと単純にフットボールを楽しんでみてもいいんじゃないでしょうか?僕はそのへんの細かい規律をやたら重んじるところが日本人の長所でもあると同時に欠点だと思うのですよ(笑)

アレックス・ファーガソンの憂鬱   2004/02/25 (水) 02:33

伝説のトレブルを達成した98−99シーズン。ユナイテッドはヨーク、コール、ベッカム、ギグス、キーン、スコールズ、ブロムクヴィスト等を擁し、イングランド式4−4−2ダブルフラットシステムにおける絶妙のバランスを生み出していた。しかしこれは7番デイヴィッド・ベッカムの放出により維持することが困難になった。残酷なまでに美しいクロスを夢の劇場で楽しむことはできなくなったのだ。

そのため今季ユナイテッドは、これまでとはチームスタイルを大きく変える必要があった。そこでファーガソン監督が選択したもの・・それは欧州を意識した守備力の強化だった。CLのRマドリー戦での敗戦なども、チームスタイルを変えるきっかけになったのだろう。トーナメント戦において、ディフェンスの脆いチームがタイトルを勝ち取ることは極めて難しい。これまでのユナイテッドに欠けていた安定感。それをファーガソンは求めていたんだと思う。序盤戦は明らかにこれまでのユナイテッドにはなかったような守備を重視した戦いをしていた。たしか10試合程度戦った時点で1試合平均の失点はわずか0.3だったと記憶している。1−0で勝利できるサッカー、これを「つまらない」という人は大勢いらっしゃるだろう。僕もその1人だ。しかし今季のユナイテッドのショートパス主体のパスゲーム、そして安定したディフェンス陣による堅実な試合運びは間違いなく「強い」という表現が正しかった。まだスタイルを変更して時間がそれほど経っていないので、もちろん未熟な部分はあるが、ベッカム、ヴェロン放出に伴うロングパスによる大きな展開の欠如、また今季の目標を欧州チャンピオンズリーグ制覇に明確にビジョンをあわせ守備を重視するのであれば、これまでのユナイテッドの戦いぶりは非常に賢明だったと個人的には思っている。

守備の柱リオ・ファーディナンド、インテリジェンス以外全てを兼ね備えたシルベストル、昨シーズン頭角をあらわしたオシェイ、ネビル兄弟。また一流GKとしてすでに確固たる地位を築いたアメリカ代表GKティム・ハワード、中盤のエリック・ジェンバジェンバの存在もあり、ウェズ・ブラウンがいないとはいえ、開幕時ユナイテッドの守備力はかなりアップしていた。だが最近のユナイテッドは全くと言っていいほど安定感がなくなってしまっている。原因は明らかでリオ・ファーディナンドの8ヶ月間の長期出場停止によるものである。個人的にはDFウェズ・ブラウンが、以前怪我で長期離脱したスタムの穴を完璧に埋め、そのシーズンぶっちぎって優勝した記憶が鮮明に残っているということもあって、それほど心配はしていなかった。長期離脱しているブラウンがリオと入れ替わりで戻ってくれば、ある程度守備は計算できるだろうと考えていたのだ。しかし予想とは違い、残念ながらブラウンは復帰しただけで全く戦力として計算できる状態ではなかった。個人的には以前怪我で長期離脱する直前のときのプレーに酷似しているように思う。コンディションが悪いとか技術が戻ってないとかではなく,根本的に故障箇所がまだ完治していないのではないだろうか。またこの前の試合でミカエル・シルヴェストルが足首靭帯の負傷のため約3週間離脱することになった。 リオ、ブラウン、今度はシルベストルまで離脱・・前述したとおり今季のユナイテッドは決してこれまでのように高い攻撃力に支えられて勝ち進んできたチームではない。安定した守備力で勝ってきたチームだ。当然守備の3本柱がいなくなった現状を楽観視することはできない。こんな満身創痍の状態でCLは再開する・・・・・・はたしてファーガソンはどう動くのだろうか。個人的にはしばらくはロイキーンを1つ後ろに下げて、Gネビルと組ませて、オシェーとPネビルを使うのがベストではないかと思っている。

また話が変わるが今季ベッカム、ヴェロンのようなロングパサーの穴を埋めずCロナウド、ベリオンのようなドリブラー、潰し屋ジェンバジェンバ、ブラジル人MFクレベルソン等を補強したのは、従来のユナイテッドを考えるのであれば、戦力バランス的にやや不思議な点がある。4−4−2ダブルフラット型では例えばベリオン、ギグス、年齢だけではなくプレーもまだ若く、良い意味でも悪い意味でも純粋なドリブラーであるCロナウド等を配置してもチームとしてはなかなか機能しないはずだ。サイド攻撃からの個人での突破による「計算できない」チャンスを生み出そうとしても、コンスタントに点をとることはできない。実際にこれは試合で証明されている。また両サイドにドリブラーを配置するのであれば、そこに良質のボールを供給できるパサーの存在は必要不可欠なものだと思う。事実上のエースであるポール・スコールズがいれば、それほど長いパスはでなくても両サイドからある程度効率のよい攻撃は実現できるものの、それでも98-99時代の攻撃力を考えれば程遠い。合理的に点を生み出すことに長けているはずのファーガソンがなぜこういう補強をしたのか・・・・あくまで私見だがファーガソンは将来的な4−2−3−1への移行をビジョンにいれているのではないだろうか。この傾向はルートファンニステルローイ、ヴェロンを獲得したシーズンにも実際に見られたものだ。そのときはまだ上手くいかなかったもののドリブラーや潰し屋タイプの選手を積極的に補強しているのはそのためではないだろうか。少なくともプレミア的な選手補強ではなくむしろ、4-2-3-1が多く見られるリーガエスパニョーラ的な補強に思える。CLにおける4−4−2システムのプレミア勢の早期敗退、デイヴィット・ベッカムの移籍・・・そして優秀なドリブラー、潰し屋の発掘。新しいユナイテッドを作るには充分な条件が出揃ったのではないだろうか。そして個人的にはやはり7番Cロナウドの存在が気になる。あの強引なまでに個で打開しようとするプレースタイルはむしろ4-2-3-1の中央で使えばその威力が更に発揮できる気がしなくもない。例えるならばヴァレンシアにおけるアイマールのような存在である。もちろん彼はまだ10代で、今後サイドアタッカーとして超一流になる可能性を秘めているし、成長の兆しは見えてきている。しかし現時点ではサイドで起用すると自分のプレーにこだわりすぎて、チームとしてのリズムを崩しているシーンが多い上に、実際に得点に関わったシーンも数えるほどしかない。デイヴィット・ベッカムと比較しても数字的貢献度では現時点ではまだまだ足元にも及ばない。経験を積ませるという意味でも中央でプレーさせ、チーム全体をコントロールすることは彼にとってプラスになるのではないだろうか。少なくとも今までのような子供のプレーをしていてはそれがダイレクトにチームに悪い結果として刻まれることになる。そして何よりイチファンとしてキングとして君臨するCロナウドが見てみたい(笑)

今後ユナイテッドは勝ち負けだけではなく、ディフェンスラインの修正、そしてシステム全体の構築等、ファーガソンがどう考えているのか個人的には非常に興味深い。もしユナイテッドが今季何らかのタイトルを獲得することがあれば、それはそのタイトルの価値以上にアレックスファーガソンの評価をますます高めるに違いない。少なくとも個人的にはそうだ。

ところでここまで読んで「勝てなくなったっぽいからそんなこと書いているのかい?」とか思ってる人いる?(笑)
・・・まあ、それもないこともないけどね〜<ヲイ
ではまた(笑)

Rバッジョ誕生日   2004/02/18 (水) 23:10

★☆オメデト☆★ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ★☆オメデト☆★
ロベルト・バッジョの誕生日に東洋のバッジョと呼ばれた俊輔がPKをはずすなんて皮肉なもんですね・・(笑) 94バッジョの呪いかな・・・コンディションもかなり悪そうだったけどね・・(笑)

あと自由なサッカーの極致を延長ロスタイムに見ることができましたね、超偶発的ゴール・・・(笑)  これじゃああまりにかわいそうということで、最後にロビーバッジョが俊輔に微笑んだのかもね・・(笑) まあ久保のシュート自体は偶然じゃないけどねぇ・・あそこで決められるようになったのは久保の大きな成長だと思います。ではまた(笑)

挑戦状ヒントその1   2004/02/03 (火) 21:29

いまだにノーヒントでクリアできた人もいないようなので、ここで少しヒントを(笑) まず1行目の「ERORJQD」ですが、「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ」これをよく見てある一定の法則にしたがって処理すれば答えがでてきます(笑) 2行目はあまり難しく考えない方がいいです、全然ひねってないですから(笑)
3行目はまあPCを少し知っている人ならすぐわかります・・。(笑)

あと最後に導き出されるのはサッカー関係の答えです、では皆さんの解答お待ちしています(^.^)/〜〜

管理人からの挑戦状(笑)   2004/02/02 (月) 00:39

今回は僕から皆さんに暗号クイズを出したいと思います(笑)
ノーヒントでは難しいかもしれませんが、下の暗号を解読してみてください(笑)
これだけでわかる人はかなりすごいと思うなぁ・・(笑)
誰もわからなければまたヒントを随時提供していきたいと思います。
皆様の解答をお待ちしていますm(._.)m ペコッ


ERORJQD
eg1ap2po3tn4ap5aj6ka7er8fr9ec10co11s
とくなみとなのいといこちみきらな+にみちもらからといこちみきらな

明けまして★☆オメデト☆★ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ★☆オメデト☆★   2004/01/05 (月) 22:01

去年は念願だったサカフリショップもスタートすることができ、サカフリにとっても大きな1年だったと思います。また皆様のおかげで掲示板やチャットもかなりにぎわうようになりました、本当に嬉しく思っています。

それでは今年もサカフリをよろしくお願いしますm(._.)m ペコッ

サンキューサカタン   2003/12/09 (火) 21:44

1年2ヶ月ほど前のフリートークでサカタンに関する内容を見つけました↓

坂田はスピード溢れる突破が1番の魅力なのはもちろんですが、僕はそれ以上に彼のメンタルの強さを評価したいです。普通日本人FWはシュートチャンスになると落ちつきがなくなり慌ててしまうシーンが多いのですが、彼の場合冷静にシュートを決めてしまう。Jリーグで磐田相手に初ゴールを決めたときにも感じましたが、プレッシャーのかかる大舞台で冷静にシュートを決められるあの度胸は、やはりただものではないですね。スピード溢れる突破から落ちついてシュートを決められるFWといえば僕ははじめにマイケル・オーウェンを思い浮かべるのですが、彼にもそれに近いものを感じました。まあ技術的にも身体能力的にもまだまだおよばないですけどね。(笑) 俊輔とのトークショーで「みんな俺のために集まってくれてありがとう」とかいうなかなかおもしろいやつでもあります。そのへんからも大物ぶりがわかるかも・・?(笑)

まあこのとおりの内容ですね、彼は。(笑)
今回の活躍で彼もメジャーの仲間入りですかね。しかしいつも思いますが、自分が気に入った無名の選手が有名になっていくのは嬉しいというより寂しい気持ちの方が強いですねぇ、なにせ「誰でも知ってる選手を応援していてもつまらない」というのがどうしてもありますから(笑)
まあ力のある選手は有名になっていくのは必然ですけどね・・有名になるとまた新しい無名選手を発掘、この繰り返しですよ・・。(笑)
・・ベッカムも好きだけどね(-。-) ボソッ

しかし俊輔、直宏、隼磨に続いてサカタンにまで出ていかれたら、マリノスを応援する気がまた失せるな・・残ってくれサカタン(笑)

てか僕の中でのマリノスはこんなカンジなんだけどなぁ・・(笑)

 久保、サカタン

ドゥトラ、俊輔、直宏

    隼磨、奥

中澤、松田、波戸

   ヨシカツ

ああ、よっちゃん(上野)いれないとやばいな・・(笑)
ではまた〜(^.^)/~~

サッカーフリークショップ   2003/11/14 (金) 21:59

今回はショップの話。というか独り言。というかぼやき。(笑)

サッカーショップというものを運営しはじめて、今1つの壁にぶち当たっている。それは「ユニフォームが全然売れない」ということだ。少なくとも店頭価格よりは安いはずだし、送料も消費税も無料なのにそれでも売れない。理由を考えてみたところ、やはりありふれたものを出してしまったことが失敗なのかもしれない。イングランドやフルハムのユニは比較的手に入りやすいと思われる。まあ比較的手に入りやすくてもバルサやマドリー、ユナイテッドあたりのユニなら売れるかもしれないなぁ・・。

そしてもっと決定的な理由をあげるとするならば、それは知名度、実績がないということだろう。これはもう時間をかけて徐々に積み上げていくしかない。サッカーサイトとしてはそれなりに評価されるようになってきたものの、まだまだうちで買い物をしよう思うレベルには達していないということだ。なぜって答えは簡単・・。僕が訪問者だとしてもそう思うからだ。(笑)
管理人がそういう認識しかないようではそんなに期待できるわけはない・・。(笑)

まあ逆に想像以上に売れているものがある。adidasやUMBROのジャージやジャケットの類はよく売れている。こっちも当然価格が安いということが売れている大きな要因だと思うが、ユニフォームより一般うけが良いことも理由かもしれないなぁ。当然売れているのだから、今後こういった商品を増やしていくのも悪くない選択だ。しかし個人的にはもっとおもしろい商品を売りたい。今おもしろい商品といえば・・・ジョルディクライフのコリンシアンぐらいのものだ。(笑)
まあこれは取引先の商品リストにクライフとだけ書いてあったから、90%「ヨハン・クライフ」だろうと思って仕入れたら、息子だっただけなんだが・・。(笑)<おい 

まあジョルディはやや極端としてももうちょっとフットボールを深く愛している人に好かれるような商品のラインナップにしたいなぁ・・。取引先と電話していたらバレンシアのグッズですらややマニアックだといわれてしまった。CL2度のファイナリストにむかってそりゃないだろうとか思うのだが、一般の認識とは所詮そんなもんなんだろうか・・( ̄〜 ̄;)ウーン・・・今個人的に揃えたいのはマンチェスターCだったりするんだけども、こんなの論外なんかなぁ・・趣味と実益を兼ね備えるのは難しいと実感した1ヶ月だったなぁ・・(笑)

とただのぼやきを思いつくままに書いてみました・・。たまにはこういうのもありやよな・・(笑)<勝手に納得しておこう
最後にこれを読んだ方、ご意見をサッカーフリークショップの商品リクエスト掲示板にてお待ちしております。ではまた(笑)

たまには日本代表論2   2003/10/16 (木) 03:01

では実際にどのようなメンツを起用してこのようなチームを作っていったらいいかを書きたいと思います。早速ですが、選考したメンバーを見てください、これでちょうど23人です。ただしあくまで実能力で06を見据えた選考です。彼等が06までにどこまで成長するかという見こみまでは考慮していません。

スタメン 
      楢崎

 中澤  松田  森岡

         浩二
    稲本       
市川 
      中田英  三都主

   嘉人
          高原 

リザーブ

曽ヶ端
川島
波戸
坪井
福西
戸田
阿部
小野
俊輔
石川
柳沢
久保

今考えるメンバーだとこんなカンジです。他に呼ぶ可能性がある選手としては、小笠原、奥、本山、新井場 、永井、黒部、宏太、明神、今野、永田、角田あたりですかね。基本的には3−5−2システムを用います。なぜ3−5−2にするかというと、中盤に優秀なタレントを多く揃え、サイドのスペシャリストがなかなか育っていないという現状を考えてのことです。戦術的には前述したとおり基本的にトルシエがやってきたサッカーを継承し、不満だった部分を解消していきます。またジョーカーとして期待するのは石川直宏です。彼の最大武器はスピード溢れるドリブル突破ですが、それだけではなく中に切りこんでシュートも撃てますし、クロスも悪くないです。これからの成長次第では日本の大きな武器になるでしょう。 あと俊輔のセットプレーもはずせないオプションの1つです。特にカップ戦ではセットプレーというのは非常に大きなウェイトを占めることになりますからね。では4−4−2にシフトするときにはどうするかというと市川が後ろにさがり、森岡が左にスライドするという形です。森岡は個人的に非常にユーティリティな才能をもった守備のスペシャリストになりうる存在だと思います。身体能力はそれほどでもないですが、テクニック、戦術眼、危機察知能力、フィード精度はそれを補って余りあります。彼に求めているものはトルシエ時代でいう服部の働きです。DH、SB、CBのポジションを全てハイレベルでこなせる選手として期待しています。
ただしこの形になるとどうしても三都主の部分に欠陥がでてきます。あの正確無比のクロス、突破力は申し分ないのですが、4−4−2における左SHを彼はまだこなせません。はっきり言って戦術的理解度が非常に低いです。もう少し彼が中盤のつなぎ役としての働きを覚えてくれたなら、日本のサッカー自体が大きくレベルアップすることになると思います。ライアン・ギグスになれとまでは言いませんが、それなりにさばける程度にはなってほしいものです。もし三都主が今後も全然成長しない場合は、奥や本山を使うことになるでしょう。ですが、本山は伸び悩んでいますし、奥も悪くないですが、無難というだけで適任だとは思いません、彼はユーティリティですが、どこも70点という印象が消えないのです。彼の場合あと10%総合力があがらないかぎり僕は代表で使いたいとは思わないです。
リザーブの選手達の中では、福西のCBへのコンバートを考えています。なぜかというと彼はボランチとしては稲本や中田浩二あたりにはかなわないからです。具体的に言えば稲本ほどの攻撃力もなく、中田浩二ほどの展開力もなく、明神ほどのバランス感覚もなく、戸田ほどの強烈なディフェンスもできません。しかし彼には誰にも負けない高い身体能力があり、その才能をいかさないのは非常にもったいないことだと思います。僕はむしろ彼はCBとしての伸びしろを感じています。彼のスピード、パワー、高さ、テクニックを考えると日本最強のCBになってもおかしくないと思いますし、世界でも通用する水準だと思います。中澤なんかもいいDFですが、彼より技術がありますし、パワーでも上回るでしょう。ただしこれもいきなりできるものではありません、CBというのはある程度経験を積まないとそんな簡単にこなせるポジションではないからです、もしコンバートするなら早いうちにそうすべきだと思います。まあ福西のコンバートというのは可能性が現実的にはそんなに高くないですし、未知数の部分が多いですけどね。磐田で少しやってたときもありましたが、そのときは散々でしたし・・。(笑)

また監督に関してですが、現実的な名前を挙げるとするならばメツにやってほしかったです。希望はエリクソンあたりですけどね。(笑) メツが率いていたセネガルには手も足も出ずに完敗しましたし、ワールドカップでも非常にクオリティの高いサッカーを展開していました。彼の特筆すべき点はその戦術浸透力でしょう。あのアフリカ人たちにあれだけシステマチックなサッカーを展開させたことは、僕にとってはかなり衝撃的でした。

ではこのメンツで日本が次に目指すべきレベルとはどこなのでしょう。僕は06までにヨーロッパの準一流国の水準に達しておかなくてはいけないと思います。トルシエ時代はアジアでは圧倒的なパフォーマンスを披露し、超一流国ともホームで相手のコンディションさえ良くなければドローまで持っていけました。これをヨーロッパの2流国レベルであったと僕は考えます。準一流国の水準とは、ホームで相手のコンディションが悪ければ、イタリア、フランス、オランダ、スペイン、イングランドクラスに勝てる実力、そしてアウェーでも守りに徹すればなんとか引き分けに持ち込める実力です。具体的な国名を挙げるならば、スウェーデンやデンマーククラスの強さです。はっきり言って今のジーコがやっている程度のサッカーではワールドカップ出場権は獲得できても、本選では0勝2敗1分か、0勝1敗2分けがいいところでしょう。かなり組み合わせに恵まれたとしても1勝できたらいい方です。日本がその時期にいるべき位置はそんなところじゃないと僕は思います。ホームとはいえ02ではベスト16、そしてこれができたのがシドニー世代を中心とする22〜5歳ぐらいのチームだったのですから、彼等が年齢的にピークを迎える06では、アウェーとはいえ、最低でもベスト16以上の結果を出せるチームにしてなくてはいけないと思います。納得できる結果をいうならばベスト8、組み合わせによってはベスト4をも狙えるチームになっておくべきなのです。

それでは日本代表の躍進を祈って、このへんで・・

たまには日本代表論1   2003/10/15 (水) 18:24

そういえばここは日本代表応援サイトでした。<おい
ユナイテッド語ったり、WWF語ったりしていますが、やはりこれを忘れちゃいけませんね、日本代表。というわけで今回はまじめに日本代表論です。

まず僕はジーコのことなんて全く評価していません。就任から1年も経過しているのにトルシエ以上の結果を出せない時点で解任は当然のことだと思います。最低でもトルシエと同等のことができなくてはいけません。トルシエの場合はある程度の期間を与えることは当然でした。なぜなら4年間で世代交代させるという意図があったからです。しかし06年の場合は違います、そこまで時間を与える必要はありません。トルシエが4年間かけて育ててきた日本史上最高ともいえるタレントがすでに出揃っており、ベースはすでにできているからです。さらにその選手達があのときよりキャリアを積んでいるのですから、本来なら今の代表は史上最強になっていて当然なのです。それをトルシエが4年間作り上げてきたものをリセットして、土台もぶち壊して、自由だとか個のレベルアップだとか夢みたいなことを言っていても、結果は嘘をつきません。トルシエの頃の結果といえばワールドユース準優勝、アテネ五輪ベスト8、コンフェデ準優勝、ワールドカップベスト16とそれなりのものを残してきました。また相手のコンディションさえ悪ければ、フランスやイタリアといった世界トップレベルの国と戦っても引き分けまで持ち込めたのです。それが今の日本代表はどうでしょうか。韓国にラッキーゴールで勝ったり、とてもベストコンディションとはいえないルーマニアやチュニジアクラス相手にそこそこの結果を出した程度です。もちろん内容なんて伴っているはずもありません。トルシエ時代なら普通に2−0や3−0で勝てた相手でした。あれならまだ2戦目のアルゼンチン戦の方がマシだったと思います。一応断っておきますが、僕は決してトルシエを擁護しているわけではありませんし、たいして評価はしていませんでした。彼もまた監督としての手腕は世界的に見れば、好意的にみて2流と言ったところです。何が言いたいかというとジーコは論外だということなのです。

現在の日本の個の能力のトータルはせいぜい世界でも20〜30番目ぐらいといったところでしょう。しかしトルシエのときはそれ以上の力を発揮できていました。なぜできたかというと日本人の1番の売りである組織力を活かしたからです。とにかく全体をコンパクトにして、犬のように走りまわるサッカー。ナショナルチームに国民性を反映するのは強い国(スペイン、イタリア、ブラジル、イングランド、ドイツ等)ならどこでも自然とやっていることですが、トルシエは日本人が持っている規則性やあわただしさをあのチームで再現していました。ただしトルシエがやろうとしていたことは間違いなく弱者のサッカーです。世界の強国とまともにやりあっても勝てるわけがないので、あえて奇襲とも呼べるあのような戦術を採用していたのです。しかしそれを自分達の身の丈をちゃんと理解していたともいえます。ではジーコはどうでしょうか。彼がやろうとしていることはそれとは真逆をいっています。もちろん個を育てること、自由を与えてやるということ自体は間違いではありませんし、次の日本の課題ではありました。しかし弱点を補うために、大きな長所を完全に失ってしまっては結果的にマイナスになるのは明らかです。

僕はトルシエがやっていたものを少しずつ発展させていけばよかったと思います。トルシエを先ほど2流と書きましたが、戦術的なコンセプトに関してはおおむね賛成していました。具体的に言えばラインを高く保ち、選手同士が一定の距離を保ちつつ全体をコンパクトにするシステマチックなディフェンス、そしてできるだけ高い位置でボールを奪い、そこから手数をかけずに早く攻めることには基本的に賛成だったということです。若干修正が必要だと感じていたのはまずはフラット3。ただこれもロシア戦ではある程度解消されていました。要するに状況によってはラインを低くしたり、ラインブレイクすることも必要だったということです。トルシエ自身がこれを望んでいたわけではなさそうでしたが、選手同士で考えた結果、それが最後の最後になって実現できていました。あとはゾーンで守っていたセットプレー、あまりにノーマルでオプションの少なかった代表選出、大舞台になるといつも流れを変えられない消極的な起用法、あとは彼自身のまるで子供みたいな人間性が不満だったってカンジです。

もし僕が代表監督を任されたとしてもおそらくトルシエに近いことをやっていたと思います。そして前述したような不満だった部分を解消していったということです。また戦術的にどうしても欠陥が多いと言わざるを得ない3−5−2だけではなく、4−4−2のオプションも作っていたと思います。もちろん4−4−2にしたところで戦術的なコンセプトに変更はありません。僕がやりたい4−4−2は今ジーコがやっている旧セレソン型のいわゆる4−4−2ボックス型ではなく、プレミアで主流となっている4−4−2のダブルフラット型です。中盤とディフェンスの4人をフラットに保つことにより、8人でピッチのスペースを最も効率良く消すことができ、前線から中盤、ディフェンスまでの距離を均等に保ちやすい為、隙の少ないプレッシングを行うことができるからです。また攻撃に移ったときも、SBの攻撃参加を含めた場合、3−5−2のときにはできなかったような分厚い攻撃も可能となります。今では4−4−2の変形版ともいえる4−2−3−1も世界的に増えてきていますね。もちろんこれも悪くないですが、今の日本には1トップ型のストライカーが育っていないため、難しいでしょう。黒部ではタレント的にまだ厳しいですし、久保が覚醒するのを待つなんていうのも、そのまま代表自体が終わってしまっては意味がありませんからね。(笑) とまあこれはあくまで戦術レベルの話です。紙切れの上に名前を書いてこうやってうんちく並べるのはたいして難しいことではありません。実際素人の僕でもできているのですからね。(笑)

というわけで次回は最も重要な人選の話です。ではまた(^.^)/〜〜

サカフリ3周年(ノ’ 0 ')ノ〜♪祝福 v(^ O ^)v の宴♪~ヘ(’ 0 'ヘ)   2003/09/18 (木) 20:56

 あと1週間ほどで、サカフリができてから3年経ちます。ここまで続けてこられたのもみなさんのおかげです、別に媚びているわけじゃなく事実です。なぜなら人が来ないとやる気が失せるから。(笑)
 たしか去年ワールドカップがはじまる前は8万アクセスぐらいだったと思うのですが、今では28万アクセスを突破しています。もちろんもっと大きなサイトにしたいと思っていますが、とりあえず現時点でこれだけの訪問をしていただけたことに感謝しています。(^−^)
 今は学生の頃と違い仕事があるため、なかなか大きな更新をすることは難しくなりました。ですがこれからもフリートークとニュースの更新だけは欠かさず続けていきますので、これからもよろしくお願いします。m(._.)m
 それから先ほど大きな更新をすることは難しいと書きましたが、近々新しいサッカー関連のプロジェクトをはじめることになるかもしれません。これはサカフリの新しいコンテンツというではなく新しいページを立ち上げるという意味です。まだ公にはできませんが、正式に決定次第、発表しますのでそのときはまたみなさんの協力をお願いしますね。ではまた(^.^)/~~

日本代表監督   2003/08/20 (水) 21:06

今回はあえて批判が続いているジーコの良いところを探してみたいと思う。自国の代表監督の良いところを探すのもたまにはいいだろう。

まず彼の中で1番評価すべきは、その圧倒的なカリスマ性だろう。選手としての実績は申し分なくペレやプラティニと比較されるようなサッカー界の至宝だ。当然選手からも慕われており、ここが前任のトルシエとは大きく違う点である。これは監督として極めて重要なことである。監督への信頼が薄らぐと選手のモチベーションは低下し、それは如実に結果としてあらわれてくるからだ。またトルシエはメディアと衝突することがしばしばあったが、ジーコはそのようなことがない。このように監督としての手腕というより、あくまで人間的な部分ではジーコという人物は非常に素晴らしい人物であることに疑いの余地はないのだ。

しかしサッカー監督としての彼の能力には疑問が残るのもたしかだ。ただし彼は徐々にではあるが、サッカー監督としても成長の兆しを見せ始めている。というよりは、理想だけにはこだわらず現実を見据えたチーム作りというのを真剣に考え始めたということだろう。元々ジーコは根っからの負けず嫌いで、勝負であれば、親善試合だろうと遊びの草サッカーだろうと勝てなければすごく悔しがっていた。それが代表監督となってからは、なかなか結果につながらなかった。当然勝利するためにはどうすればいいか、日々模索していたはずである。そして近代的なフットボールで勝利するためにはどうすればいいかを徐々に理解しはじめ、前時代的なフットボールの最高峰にすぎなかった自らの理想を崩し、結果を出しはじめたとしても何ら不思議なことではない。

かといって僕はジーコが監督を続けていくことに賛成しているわけではない。ナショナルチームの監督はある程度、監督として成熟した人物が就任すべきである。何も代表チームで監督の成長まで見守ってやる必要はないと僕は思う。今の日本のタレントを考えれば、一流と呼ばれる監督を招聘し、順調にチームが成長していけば、06でベスト4にはいるのも夢ではないのだから・・・。

最後に、この文章は
特殊な事情で書かされたものであり、半ば強制的なものであったことをご理解ください・・。(笑)

クリスティアーノ・ロナウド   2003/08/17 (日) 01:45

マグニフィセント・セブン。マンチェスター・ユナイテッドの“7番”はそう呼ばれている。サー・ボビー・チャールトン、ジョージ・ベスト、ブライアン・ロブソン、エリック・カントナ、そしてデイヴィッド・ベッカム。ユナイテッドの栄光の7番はいずれもサッカー史に名を残すような名選手が受け継いできた。そして今季ユナイテッドは現在の”7番”デイヴィッド・ベッカムをレアル・マドリーに放出した。

次の7番は誰がつけるのだろう・・ユナイテッドサポだけではなく世界中のフットボールファンが注目していた話題だ。ユース育ちのフレッチャー、ロナウジーニョ等、様々な噂が流れていた。そしてこの話題は突然意外とも言える形で終息することになる。なんと背番号7をつけることになったのは、スポルティングから移籍してきた弱冠18歳のMFクリスティアーノ・ロナウドだったのだ。

期待される選手というのは大勢いる。しかしその期待に応えられる選手というのはごくわずかだ。そしてこのクリスティアーノ・ロナウドはおそらく尋常ではない期待を周囲からされていたことだろう。もちろん僕も彼に大きな期待を抱く1人だった。そして彼はその期待をはるかに凌ぐパフォーマンスでそれに応えることになる・・・。

プレミアシップ開幕戦・VSボルトン戦。注目の7番ロナウドがMFニッキーバットにかわって投入されたのは後半15分ぐらいだっただろうか。スコアは1−0。ユナイテッドがリードしているものの攻めあぐねいやな雰囲気が漂っているときだった。
彼はこの流れを変えるべく投入されたのだ。そしてものの見事にそれをやってのけたのである。彼のプレーで特筆すべきはそのドリブルテクニックだろう。プレミアシップには珍しい南米流のドリブルで相手DFを翻弄する。そのドリブルでまず彼は相手DFのファウルを誘い、PKを獲得したのだ。ピッチ上がロナウドのオーラにのまれている。そんなカンジだった。18歳の選手にこれだけのオーラとカリスマがあるのかと正直驚いた。このPKはルートがはずすことになるのだが、そのあとまたロナウドからの展開で、ギグスがゴールを決める。そのあとも得意のドリブルで観衆を魅了するロナウド。悪い流れは一気に吹き飛び、完全にユナイテッドの流れになっていた。終わってみれば4−0の完勝。ロナウドにとってはほぼ最高のデビューだったと言える。投入直後は左サイドでプレーしていたが、終了数分前は右サイドでプレーしていた。どうやら両サイドこなす力も有しているようだ。そして終了直前にはFKも蹴っていたのだが、なかなかのボールスピードと精度だった。デイヴィッド・ベッカムにはかなわないもののこれも計算できるのではないだろうか。

断言しよう、クリスティアーノ・ロナウドは間違いなく超大物に育つ逸材だ。ロナウドといえば当然レアルマドリーのブラジル代表FWロナウドを思い起こす人がほとんどだろう。しかしこれから数年でその認識が改められるかもしれない。今日のプレーを見ている限り、フィーゴやホアキンと互角かそれ以上の才能を感じた。もちろん1試合で判断するのは早すぎるというのもある。しかし光り輝く才能というのは少し見ればわかるものだ。かつての中村俊輔やオーウェン、サビオラがそうだった。また相手がプレーの癖を把握していない為、プレーしやすかったのはあるだろう。あれだけのプレーをすれば彼のマークはもちろん厳しくなってくるはずだ。しかしそれを差し引いても余りある才能だと僕は思う。今後僕が最も注目するプレーヤーは彼になることだろう。ユナイテッドの栄光の7番にふさわしい選手であったことを嬉しく思う。

アテネ五輪代表論   2003/07/25 (金) 19:37

今回はアテネ五輪代表について考えてみたいと思う。
はじめにシステムだがアテネ五輪代表メンバーには有能なセカンドストライカーが非常に多く、SBに人材が不足しているため、僕は3−4−3を採用したい。

ではまず前線の3人だが、ベストの3人を現時点で挙げるとするならば、中山、嘉人、山瀬の3人ということになるだろう。これはあくまでポテンシャルを考慮しない実能力での選考である。中山は技術的にはそれほどでもないもののセンターフォワードらしい動きができる点を評価したい。また順調に成長しているので将来にも期待できる。嘉人に関しては、Jリーグでも結果を残しているし、彼が日本で最高レベルのセカンドストライカーであることは間違いない。スピードがあって、個で状況を打開でき、得点もできるという日本では珍しい本格派のストライカーである。彼のプレーのリズムはかなり南米をイメージさせる。特にドリブルでの突破は魅力だ。セレッソには森島という最高のお手本がいるので、彼のプレーを盗んでもっともっと大きな選手になってほしいものだ。山瀬も高い能力を持った選手だ。ドリブル、パス、シュート等、攻撃に関するプレーの質は総合的に見ればあの世代でも最高レベルである。残りの候補を挙げるとするならば松井、前田、阿部、坂田、田中あたりだろう。松井も高い能力を持った選手である。ただし彼はやや前時代的なプレーヤーであることも間違いない。テクニックに優れ1つのプレーで状況を打開することに関しては素晴らしい選手だが、運動量、スピード、パワーにおいて特に優れているわけではなく、チャンスメイクはできるが、ゲームメイクに関してはそれほど優れているわけではないからだ。そのため僕は山瀬を選んだ。ただし、状況によっては彼の意外性溢れるプレーが必要になるときがくるだろう。山瀬にはできないプレーができる貴重な戦力であることに間違いはない。前田は先日の韓国戦では明らかにプレーに精彩を欠いていた。だが彼の潜在能力は相当高いものだと僕は思っている。目指すのであれば、そうアーセナルの元オランダ代表FWデニス・ヴェルカンプのようなプレーヤーになってほしい。自分のテクニックを現代フットボールの中でどう活かせばいいかを知るには、彼のような選手のプレーを学ぶべきだろう。阿部もまだまだ未熟な面が目立つが、大きな才能を秘めた選手だ。センターフォワードとしての実力はもちろんのこと、視野が広くテクニックに優れた選手である。彼はバルセロナのFWパトリック・クライフェルトのような選手を目指すべきだろう。坂田、田中は共にスピードがありドリブルで打開できるので、ジョーカーとして効果的な選手だと思う。ただし2人共嘉人に比べれば、やや落ちるので、スタメンになるのは難しいだろう。そうそう、田原も忘れたわけではない・・今年の活躍次第では彼も代表に入ってきてもおかしくないと思ってきた、しかし京都のチーム状態を考えても難しいかな・・。

では次に中盤だ。両SHには攻守両面のバランスを考えて駒野と石川ナオを挙げたい。駒野は総合的に見て、左SHとしてスタメンにふさわしい選手だと思う。現在スタメンで使われている根本は、いいクロスを上げるものの総合的に見れば彼の方が上だろう。また森崎浩司もおもしろい。彼の実力はもちろんのこと、高く評価したいのはそのメンタル面だ。逆境に強く、チームが窮地に立たされたときに力を発揮できる選手だと思う。チームの精神的支柱という意味でも貴重な選手ではないだろうか。またそのユーティリティ性も大きな魅力だ。何もこのポジションにこだわることはない。

石川ナオは運動量が多く、スピードはJ最高レベルでありクロスの質も高い。中に切れ込んでシュートもできるし、ディフェンスにも大きく貢献している。またセットプレーを蹴ることも可能であり、SBもこなすことができる。このポジションは彼以外考えられないだろう。

次にボランチの選考だが、NO1プレーヤーはやはり阿部勇樹だろう。ロングパス、フリーキック、フィジカル、ディフェンス等に優れそのスケールの大きさは他の追随を許さない。その存在感の大きさはこのチームの心臓と言ってもいいだろう。では彼のパートナーとして1番ふさわしいのは誰か。僕ははじめに小林大吾を挙げたい。特筆すべきは彼のテクニックである。その動きはマンチェスターユナイテッドのスコールズやインテルのエムレを彷彿とさせる。阿部のような大きな展開はできないものの、彼の軽快な動きとショートパスはこのチームに絶対必要だと思う。自分のチームに良いリズムをもたらすという意味では彼ほどの選手はこのチームにいないだろう。ただし彼はフィジカル的に劣っているため、世界レベルとの相手との対戦を見据えた場合3−4−3システムのボランチという役割は厳しいかもしれない。そのような場合に挙げたいのが今野だ。彼は精神的に非常にタフであり、特にディフェンス面での貢献が素晴らしい。また展開力や得点力も兼ね備えている。小林ほど器用ではないものの相手が格上ならば今野を起用する方が無難だと思う。その次の候補としては守備面と運動量を評価して田中隼磨、彼は右サイドの守備堅めとしても考えたい。また総合的に見て能力が高い森崎和幸も入れておきたい選手だ。それから菊池の存在も気になる。彼はテクニックのある明神のような選手だと思う、これからの台頭に期待したい。

次にディフェンスは永田、三田、角田の3人を軸にしたいと考えている。特に角田は非常に高い能力を持った選手だと思う。そのプレースタイルは日本のファビオ・カンナバーロと言ってもいいだろう。スピードがあり、技術的にも高いものを持っている。また阿部勇樹をこの位置に下げるのも悪くないだろう。本来この位置には中澤や羽田のような選手が招集されるべきだと思うのだが、彼等の今のコンディションはそんなに良くないのだろうか・・。また今中央で起用されている青木はどう見ても3バックの中央にふさわしい選手ではない。彼のロングパスはたしかに素晴らしいが、それだけだ。高くもなく強くもなく速くもない。精神的にもそれほど強いようには思えない。どうしても彼を戦力として考えたいのであれば、ボランチとして考えるべきだろう。才能はたしかにある。ただしそれをいかせるのはもっと精神的プレッシャーの少ない状況であるように思う。彼のような選手はアルゼンチンのような過酷なリーグでメンタル的にも強化されれば、大きく伸びるかもしれないが・・・。

GKは大宮の川島を挙げたい。川口、楢崎の次の代表正GKは彼になるのではないかと思っている。彼のプレーはカシージャスを彷彿とさせる。とはいえ実力は1〜2割ぐらい落ちるけどね・・。(笑) 

またオーバーエージ枠を3つ使うのであれば、補強すべきなのはセンターバック、左サイドハーフ、センターフォワードだろう。結果だけを求めるのであれば松田、三都主、高原の3人を招集するのがいいのではないかと思う。それが厳しいなら森岡、本山、久保あたりが妥当だろう。

では今回はこのへんで・・。

最近の補強事情   2003/07/15 (火) 18:06

最近はこれといったサッカーニュースもなく、書くことに困るのだけれど、まあ強いてあげるとしたら最近の補強事情かな。プレミアシップではユナイテッドがカメルーン代表MFジェンバ・ジェンバ(名前が楽しい)を獲得したね。ちょっと見てみたら意外と格闘派でポストロイキーンかと思わせる選手だったなぁ。あとFWにダビド・ベリオンを獲得。彼のことはあんまり知らないけど、20歳のフランス人ストライカーで、かなりのポテンシャルを秘めた選手らしい。あとはアメリカ代表GKティム・ハワードってのを獲得する予定らしいけど、彼もよく知らないなぁ・・。ただこの3人ってユナイテッドのファン以外ならさほど興味はないだろね・・。(笑)
あ、あとロナウジーニョの移籍に関しては二転三転したけど、結局はユナイテッドが移籍金を上乗せしたことで、両チームが合意に達したみたい。

それからリヴァプールがハリーキューウェル、チェルシーがジェレミを獲得したねぇ。ユナイテッドが欲しかった2枚をあっさりと持っていきやがって・・。(笑)
ジェレミは右サイドの守備堅め、キューウェルはギグスの後釜としてちょうどいいと思ったんだけどなぁ。
まあリヴァプールもチェルシーも明らかにサイドのタレント不足だったし、いい補強をしたと思う。チェルシーはこれでゼンデンは完全に構想外になるんだろうね。もっとできる選手だと思うし他チームでがんばってほしいなぁ。

リーガではバレンシアがカメルーン代表FWエトーを獲得したことに興味あるなぁ。個人的にはしばらくはカリューをスタメンで使って、60〜70分ぐらいからジョーカーとしてエトーを使えばいいんじゃないかと思う。カリューっていまいちさえないけど、アイマールがすぐ後ろにいるから余計にさえないように見える気がする。(笑)
Cロペスを獲得するとかいう話も前にあったけど、もしそれも実現していたらアイマール+3トップってのもおもしろかったと思うけどね。

それからマドリーはようやくCBにミリートを獲得したね。これでベッカム獲ってなければパボン、ミリートのCBコンビで、エルゲラ、マケレレでボランチやってればよかったものを・・。(笑)
スターシステムのバランス修正は大変だろうけど、がんばってね、ケイロスさん。(笑)

というわけで今回はこのへんで、ではまた〜(^.^)/~~

デイヴィッド・ベッカム、Rマドリー移籍   2003/06/18 (水) 16:10

複雑だ。この決定にはいろいろ考えさせられるものがある。
ベッカムがマドリーに移籍することによって、ユナイテッドの戦術は大幅に変わることになる。あくまで現時点で予想するのであれば、ベッカムの位置にはスールシャール、セカンドストライカーにはパリSGから移籍してきたロナウジーニョが入る可能性が1番高いと思われる。この選択はいちフットボールファンとして見るのであれば、間違いであるとは思わない。ベッカムはたしかに非常に質の高いクロスやFKを有しており、ユナイテッドの得点源になっていたことは間違いない。だが彼はスピードがない上に、ドリブルも上手くはなく、典型的なサイドアタッカーとは言い難い選手であった。ドリブルで突破できるような状況であってもクロスをあげてユナイテッドの攻撃のリズムを崩すシーンも少なくなかった。それに対しスールシャールはクロスやFKこそベッカムにはかなわないものの、スピードがありドリブルも上手く、攻撃のリズムを崩すようなことはなかった。サイドアタッカーとして総合的に見ればベッカム以上の働きをできる選手だと思っている。

この形に近いものをユナイテッドは昨シーズン10試合ほど見せたことがあった。これは主力選手が続々と復帰し、終盤の脅威的な快進撃を見せる前のことである。その形とは

FWファンニステルローイ、スコールズ
MFギグス、ヴェロン、Pネビル、スールシャール
DFオシェー、シルベストル、ブラウン、Gネビル
GKバルテズ

という布陣だ。たしか10試合で9勝1分、23得点6失点ぐらいの数字を残したと記憶している。このときのユナイテッドは従来のユナイテッドとは違い、非常にスピーディーかつ流動的なサッカーを展開していた。特に、スコールズ、ギグス、スールシャールの3人は頻繁にポジションチェンジを繰り返し、そこから生み出される攻撃は圧巻だった。またヴェロンもキーンやベッカム(個人的に相性が良くないと思っている)がいなくなったことにより活き活きとプレーしていた。スールシャールが右SHとしてベッカム以上の働きができると高く評価されたのもこのときである。チーム全体として非常にリズムが良かったこのチームは近代フットボールの模範となりうる可能性を秘めたチームだった。おそらくファーガソンはこのときの形を新しいユナイテッドのベースとして考えているのではないだろうか。この形でスコールズの位置にロナウジーニョが入り、スコールズは本来のCHに戻る。Pネビルの位置には本来はキーンなのだが有力な新戦力の獲得が噂されている。DHとしての働きに目覚め成長著しいフォーチュンもいる。ディフェンス陣に関しても全員がSBとCBをこなす能力のある選手を揃えており、中盤とディフェンス陣は全員が複数のポジションをこなせる選手を配置することになる。このように考えるとユナイテッドは新しい未来型のチームとして非常に高いレベルのサッカーを目指していると考えられる。新しいものを作り出すには古いものを壊さなくてはならない。ファーガソンの頭の中にはもう1ランク上の次代のユナイテッドのビジョンが明確に描かれていると願いたい。

ただしこれまで挙げてきた部分はあくまで戦術的な部分である。これまでのチームの顔であったベッカムが移籍することによって、チームに与える影響というのは計り知れないものがあるのではないだろうか。ギグス、スコールズ、ネビル兄弟といったユース世代から共にプレーしてきた選手達は、この決定を喜んでいるとは考えにくい。また最も観客を呼べる選手であったベッカムを放出することにより興行収入の低下は起こらないのだろうか。より近代フットボールに適したチームに変貌し、進化を遂げたユナイテッドは今まで以上に結果を出すかもしれない。しかし、ベッカム放出により人気が大幅に低下するようなことがあれば、あくまでショースポーツである以上、失敗とも言われかねないのではないだろうか。たとえ強くなったとしてもユナイテッドのファンはそれで満足するのだろうか。少なくとも僕は満足できるとは言えない。いくら攻撃のリズムを崩そうとも、残酷なまでに美しいクロスを放つベッカムに魅了されてユナイテッドというチーム全体に大きく惹かれたのもたしかだからだ。あの攻撃が見れなくなると思うだけでも、いちユナイテッドファンとしては寂しく思う。

最後にベッカム個人に関してだが、異国の地でプレーすることは彼にとっては悪くないことではあるだろう。ではマドリーに移籍して、更なる飛躍を遂げるベッカムに期待を込めてこのへんで・・。

日本VS韓国   2003/06/03 (火) 16:22

いまだにメディアの中には惜敗という表現がありましたが、この試合は明らかに完敗でした。0−1というスコアは内容を考えれば妥当な結果だったといえるでしょう。なぜこのような結果を招いたかを考えるとき、あくまで私見ではありますが、ジーコの采配ミスが大きな原因だったと思います。もちろん采配以前に選手選考の時点で大いに不安はあります。ですが、あの試合に関して、あのメンツでももっと良い結果を出すことはできていたのではないでしょうか。

まず日本は韓国に後半こそ一方的にやられたものの、前半に関しては悪くありませんでした。むしろ日本の方がやや優勢でした。しかしこれは日本が良かったとは僕は考えていません。韓国のコエリョ監督のミスだったと考えています。少なくともワールドカップ時韓国を率いていたヒディンクならあのような采配はしなかったでしょう。どこが具体的にいけなかったというと、まず3トップ。チェ・ヨンスをセンターフォワードで起用することには何ら問題はなかったと思います。Jリーグで疲労していたためか、パフォーマンスはやや冴えなかったのは事実だと思いますが・・。しかし彼が悪かったのではなく、少なくとも前半に関しては両ウィングにソル・ギヒョンとチャ・ドゥリを起用したことに大きな問題があったと思います。彼らはたしかに高い身体能力を持った選手ですが、3トップにおけるウィンガータイプではありません。それほど器用でもないですし、ウィングとしてみるならスピードもたいしたことはありません。どちらかというとセンターフォワードタイプであるあの2枚の選手をウィングとして起用したことにより、攻撃にリズムができず、その結果チェ・ヨンスも孤立する結果になり、日本のディフェンス陣でも凌ぐことができました。パク・チソンがいなかったとはいえ、前半からアン・ジョンファンやイ・チョンスのような選手を起用していればもっと楽な展開に韓国側はできたはずです。少なくともあのような単調な攻撃にはならなかったでしょう。彼等が疲労が蓄積していて90分やれるコンディションではなかった、というのであれば話は別ですけどね。また、3トップだけではなく中盤にもテクニックのある選手がいなかったことも原因としてあげられると思います。せめてユン・ジョンファンのような選手がいればかなり違ったと思うのですが・・。

では後半、アン・ジョンファンとイ・チョンスを投入しリズムを取り戻した韓国に対して日本はどう対処するべきだったのか。少なくとも前半はやや有利に戦っていたのですから、一方的にやられるような相手ではありません。これはジーコの監督としての力量が問われる状況だったと思います。そしてそこで大きな采配ミスがあったと僕は考えています。2トップを代えたことにはそれほど不満はありませんでした。もちろんスタメンの2トップの選考には疑問がありますが、相手はライバル韓国で、ホームでの試合。スコアは0−0となれば点をとりにいくのは当然ですからね。しかしなぜあの場面で稲本に代えて遠藤を投入したのかが理解に苦しみます。彼はたしかに高いポテンシャルを秘めたいい選手であることは間違いないと思います。しかしあのような劣勢で投入して流れを変え得る選手だったのでしょうか。少なくとも僕はそうは思いません。遠藤が投入されたところで試合全体のリズムは何ら変わりませんでした。あのような場面で確実にリズムを変えられる選手というのは明神、あるいは戸田のような選手だと思います。しかし彼等は選ばれていませんでした。それなら誰を使うべきだったのか。僕は奥を投入するべきだったと思います。彼は攻撃面だけではなく、敵の攻撃の芽を潰すということでも非常に高い能力を発揮できるからです。またあの試合を通して良くなかった三都主ですが、もちろん彼自身の調子が良くなかったのはあるでしょう。ただ彼のプレーにはそれ以上に迷いが感じられました。自分がどうプレーすべきか明確なビジョンを描けていなかったのではないでしょうか。いつも選手に自由を与えるジーコですが、選手が迷っているような状況ならば的確に指示を与えて修正すべきではないでしょうか。それでもダメなら交代させるべきだったでしょう。

この試合を通じて日本に何か収穫があったとすれば、嘉人がポジティブなイメージを持ったまま試合を終えることができたことぐらいですかね。それ以外は特に何も得ることができない試合でした。

では最後に選手の採点を掲載しておきます。

GK
楢崎正剛 5.5
DF
名良橋晃 5.5
秋田豊 5.5
森岡隆三 5.5
服部年宏 5.0
MF
稲本潤一 5.5
遠藤保仁 5.0
中田浩二 5.5
小笠原満男 5.5
三都主 5.0
FW
中山雅史 5.0
永井雄一郎 5.0
鈴木隆行 5.0
大久保嘉人 5.5

来季のユナイテッドの構想   2003/05/23 (金) 02:12

 今季ユナイテッドは見事プレミアシップを奪回した。特に終盤戦の脅威的な快進撃は本当に素晴らしく、ヨーク、コールが移籍したここ2年の間では最も高いパフォーマンスを見せていたと思う。しかし果たして戦力が万全だったと言えるだろうか。少なくとも僕はそうは思わない。そのため結局はタイトルを1つしかとることができず、チャンピオンズリーグではRマドリーに明らかに力負けしての敗退だったのだ。もしユナイテッドが来季もう1つ上の次元を目指すのであれば、なんらかの補強は必要だといえる。

 まずFW陣だが現在の戦力はルート・ファンニステルローイ、オーレ・グンナー・スールシャール、ディエゴ・フォルラン。この3人の他にはライアン・ギグスとポール・スコールズがFWをこなすことができる。しかし見ていただければわかるように、純粋なセンターフォワードというのは相変わらずルートしかいない。他の4人はセカンドストライカータイプの選手なのだ。そのためルートがいないと極端にチームとしてのバランスを崩すし、いたとしても彼のコンディションが悪ければチーム全体もリズムが悪いということがよくあった。終盤ユナイテッドが脅威的なパフォーマンスで相手を圧倒していたのはルートの大爆発が1番の要因であるが、裏を返せば彼のいないときのユナイテッドはそれほど脅威ではなかったということだ。そういった意味では、現在4枚もいるルートの相棒を探すよりは、ルートのかわりになれる選手を獲得した方が得策ではないだろうか。

 では現在獲得が噂されている選手を見ていこう。まずバルサのパトリック・クライフェルト。悪くない。しかし彼ほどの選手がルートの控えで納得するとは考えにくい。またルートと並べるのも考えものだ。ルートはクライフェルトとのコンビはやってみたいと発言したようだが、理想的なコンビだとは思えない。またオランダのようにクライフェルトを後ろの位置で使うのはユナイテッドのシステムを考えれば難しいだろう。それに彼がバルサへの残留を表明していることからも実現する可能性は低いと思われる。またソシエダのニハト、パリSGのロナウジーニョは能力的には申し分ないが、セカンドストライカーがこれだけいる現状を考えれば、必要ないと思う。では誰がベストなのか。あくまで私見だが実現する可能性、能力、チームとの相性等を総合的に判断すればデポルのFWロイ・マカーイではないだろうか。ユナイテッドはまだオファーは出していないようだが、まずロイ・マカーイ自身がユナイテッドへの移籍を希望していることが大きい。彼ならルートのかわりをつとめることもできるし、能力に関してはリーガの得点ランキングを見れば一目瞭然だ。もう1人候補をあげるとすればインテルのFWエルナン・クレスポを挙げたい。彼ならニステルローイの代役を務めることができるだけでなく、ニステルローイとコンビを組むことも可能だ。今季こそ精彩を欠いていたものの能力に関しても疑いの余地はない。彼は去年ラツィオとヴェロンとのトレードで獲得する話もあったのだが、当時インテルにいたロナウドがRマドリーに移籍し、クレスポがインテルに移籍したため実現不可能となった。もし去年このトレードが実現していれば、ユナイテッドは複数のタイトルをとれていたかもしれない。まあ、サッカーに「たられば」はなしなのだが・・・。
 
 では次に中盤を見ていこう。主力になってくるのはデイヴィッド・ベッカム、ロイ・キーン、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、ファン・セバスティアン・ヴェロン、ニッキー・バットあたりだろう。ベッカム、ギグスに関しては移籍の噂が絶えないが、現時点では彼等が残留するものとして考えたい。まあ中盤に関してはこれだけ豪華な顔ぶれが揃っているのだから、何の問題もないだろう。・・・とは言いきれない。今季そのネームバリューに見合った活躍をした選手はポール・スコールズだけだったと言ってもいいぐらいだ。
 まずヴェロンだが、彼自身は非常に素晴らしい選手なのだが2シーズン過ごしてもいまだにチームと馴染んでいない。具体的に名前を挙げるとすれば特にキーンとベッカムと相性が良くないように見える。もし彼をトレードで出すというのであれば、それも1つの手だろう。
 ベッカム、ギグスに関しては、たしかにいいときはあったもののシーズンを通してみれば、とても能力に見合うだけの活躍をしたとは言えなかった。またバットも怪我があったため、本来の活躍をすることはできなかった。
それから最も期待を裏切った選手としてはロイ・キーンを挙げたい。本来ユナイテッドの心臓でなくてはならないキーンは臀部を負傷し、復帰してからも本来のパフォーマンスとは程遠かった。ただ終盤残り2〜3試合というところで彼はかなりコンディションが戻ってきていたようだった。本来の80%ぐらいのパフォーマンスは見せていたと思うので、来季の活躍に期待したい。

 さてそれでは誰を出して誰を獲得するべきなのか。
 前述したとおり、ヴェロンを放出するのは1つの手だろう。最近ではインテルがレコバとのトレードを希望しているという報道があったが、それも悪くない。OHを欲しがっているユーべとのトレードでネドベドを獲得するのもありだと思うが、バロンドール最有力候補のネドベドとユナイテッドでどうもぱっとしないヴェロンとでは随分と評価額に差が開いてしまったことだろう。2年ぐらい前まではむしろヴェロンの方が評価が高かったのだが・・。ユーべでいえばダービッツの放出も噂されている。ヴェロンを放出して彼を獲得するのもいいだろう。彼のように運動量があってスピードのある選手はプレミアの中盤には適している。さらに余った金で例えばRマドリーのFWモリエンテスなんかを獲得してもおもしろいのではないだろうか。
 またユナイテッドはマケレレの獲得に興味を示しているようだが、彼もまた素晴らしい選手だと思うし、獲得するのは悪くないだろう。マドリーの中盤を影で支えている彼を獲得すればユナイテッドにとっては大きなプラスだ。ただもしマケレレを獲得するとなるとニッキー・バットの出場機会が激減することが予想される。それはファンとしては少し寂しいが・・。

 それから来季を見据えるのであれば、個人的にはクィントン・フォーチュンの台頭に大きく期待している。本来攻撃的なポジションで力を発揮するフォーチュンだが、最近ではディフェンシブハーフとしての役割もこなせるようになってきた。運動量が多くスピードもあり攻撃に関しては申し分のない彼がディフェンスもかなりこせなるようになるのであれば、わざわざマケレレやダービッツのような選手を獲得しなくても彼でいいのではないかと思っている。それだけの可能性を彼には感じるし、まだ26歳になったばかりという年齢を考えるのであれば、これから彼がユナイテッドの主力メンバーになっていたとしても何ら不思議ではないだろう。

 それでは次はディフェンス陣を見ていきたい。ディフェンス陣に関しては若くて能力の高い選手が多い。ブラウン、シルベストル、リオ、オシェーは上手さ、速さ、高さを兼ね備えており、全員がCBもSBもこなすことができる。またネビル兄弟も健在だ。それから数字を見ても、今季34失点はリーグ最少失点で、昨季と見比べても11点も減少している。そのためDF陣に関しては何ら心配する必要はないはずだった。それはユナイテッドのフロントも同じ考えのようで、DF陣に関しては補強するつもりはなかったようだ。しかしここにきてユナイテッドは大きな問題を抱えてしまうことになる。なんとブラウンが十字靭帯を断裂してしまったのだ。この怪我は全治まで最低でも6ヶ月はかかるらしく、6ヶ月以内に治ったものはいないそうだ。ファーガソン監督は、ブラウンについて「彼はかわいそうとしか言いようがない、彼は3年前イングランドで最も将来を期待された選手だったはずなのに、怪我を繰り返した為この3年間全く成長することができなかった。ブラウンの怪我はチームの未来を左右しかねない大きな問題だ。」と語っている。もし彼が来季戦力としての計算がたたないのであれば、DF陣に関しても補強は考える必要があるのではないだろうか。まあ、ブラウンがいなくてもリオ、シルベストル、オシェー、ネビル兄弟がいればなんとかなるとは思うが・・。

 では最後にGKを見てみよう。正GKだったファビアン・バルテズはどうやら移籍するようで、オリヴァー・カーン、アンティ・ニエミ、リュストゥ等、獲得候補としてたくさんの選手の名前が挙がっている。ただ1つ言えることはセカンドGKのロイ・キャロルは危険だ。どうも落ちつきがなくおどおどしている。GKは安定感が大事だと思うが彼にはそれがない。バルテズを放出するのであれば早急にワールドクラスのGKを1枚獲得するべきだろう。

 こうして見てみると補強しなくてはならない優先順位としてはまずGKを1人、その次にセンターフォワードを1人、これであとはネドベドやダービッツのような比較的中盤をマルチにこなせる選手を獲得できればいいのではないだろうか。現有戦力でもプレミアシップでは上位にいくことは間違いないと思うが、欧州制覇に目を向けるのであればワールドクラスの選手をあと2枚ぐらいは補強したいものだ。では来季ユナイテッドが歴史的4冠を達成することを祈ってこのへんで・・。

石川直宏、フル代表初選出   2003/05/22 (木) 19:20

( ^-^)ノ∠※PON!。.:*:・’°☆。.:*:・’°★°’・:*オメデトウ
ついにここまでのぼりつめましたね。しかも背番号7ですよ\(^^\)(/^^)/
中盤は海外組が選ばれていないとはいえ、それでもこのメンツに名を連ねるようになったのは、すごいことですよね。だって去年の開幕時はJリーグでさえほとんど出場機会がなかった選手なんですから、大躍進といっていいと思います。まあ元々力はあった選手なんですけどね、マリノスにいた頃も僕ならずっとレギュラーで使っていたでしょうし、彼をレンタルとはいえ放出したマリノスのフロントは無能だとしか思えません。1年でフル代表に選ばれてレギュラーナンバーをとるような選手の才能を評価していなかったのですから。まあ、フロントのことは置いといて、今日は素直にナオが代表に初選出されたことを喜びたいと思います。(笑)

しかし自分が才能あると思った選手が有名になっていくのはうれしいことでもありますが、寂しいことでもありますね。
俊輔にしても高3のときから注目していましたが、あれだけビッグになりましたしね。マリノスに入団したばっかりのころは「俊輔出さんかいゴルァ!」とか言ってたなぁ。(笑)
あと田中達也に関しては高1のときから注目していました。そう思うと彼が1番若いときから注目してるなぁ。「ヤナウドなんかより達也に注目しろよマスコミ!」とか言ってましたね、当時。(笑)
他にも本山、嘉人・・。あ、あと永井ね。(笑)
永井は実力がついたかは別問題として、メジャーにはなりましたね。(笑)
彼に関してはルーキーのとき当時の井原、小村の代表CBコンビを個人でズタズタにしたことが強烈に印象に残っていて、それ以来ずっと期待していました。今でもまだ才能を持て余してるな、と彼の場合は思いますけどね。

さて話がちょっとそれてしまいましたが、
松井と嘉人も代表初選出
( ^-^)ノ∠※PON!。.:*:・’°☆。.:*:・’°★°’・:*オメデトウ
個人的には角田も左SBとして招集して育てていけばいいと思うんだけどなぁ・・。
ではまた〜〜

オールスターサッカー   2003/05/21 (水) 20:27

去年もフリートークで書きましたが、今年も2003 JOMO オールスターサッカーネタを。試合はまだまだ先ですけどね。(笑)

僕が今年選んだメンバーは以下のとおりです。磐田の中盤とマリノスのDFの主力はみんな選出されてますね。(笑)
J−EASTは3−5−2、J−WESTは4−4−2を採用しています。
みなさんも投票してくださいね。

J−EAST
【監督】
原 博実(FC東京) 
【選手】
GK
土肥 洋一(FC東京) 
DF
中澤 佑二(横浜M) 
松田 直樹(横浜M) 
波戸 康広(横浜M) 
MF
中田 浩二(鹿島) 
阿部 勇樹(市原) 
ドゥトラ(横浜M) 
石川 直宏(FC東京) 
小笠原 満男(鹿島)
FW
久保 竜彦(横浜M) 
崔 龍洙(市原) 

J−WEST
監督
ベルデニック(名古屋) 

GK
楢崎 正剛(名古屋) 
DF
福西 崇史(磐田) 
宮本 恒靖(G大阪) 
角田 誠(京都) 
市川 大祐(清水) 
MF
名波 浩(磐田) 
服部 年宏(磐田) 
三都主 アレサンドロ(清水) 
藤田 俊哉(磐田) 
FW
黒部 光昭(京都) 
森島 寛晃(C大阪)

オールドトラフォードに刻み込まれたレッドデビルズの誇り   2003/04/22 (火) 19:16

 明日ユナイテッドは今季最大の試合を迎える。チャンピオンズリーグ準々決勝・セカンドレグ・レアルマドリー戦だ。ファーストレグは完敗としかいいようがなかった。特に前半はひどい内容だった。前半10分ぐらいまではユナイテッドのペースだったのだが、ニステルローイがオーバーヘッドを外した直後に、フィーゴの神業ループシュートが決まってからというもの、マドリーの選手達の人間業とは思えないようなスーパープレーにただ圧倒されるばかりだった。選手達も言っているとおり、引き気味になっていたところをつけこまれたのだ。
 そして後半ユナイテッドは前半の反省を踏まえた上で、より攻撃的に戦うシステムをとった。これにより流れは良くなるかのように思えたのだが、開始直後にラウールに完璧なミドルシュートを決められ、この時点で3−0にされてしまう。この試合に関してはここで勝敗が決まったと言っても良かっただろう。しかしユナイテッドが死んだわけではなかった。このあとも攻撃的な姿勢を失わず、その結果ファンニステルローイのヘディングシュートで1点返したのだ。だがそのあとも結局マドリーのペースで試合は進むことになる。ユナイテッドの選手は過密日程と長距離の移動による疲労からか動きが重く、そのあとも決定的なチャンスが何度かあったものの、フィニッシュの精度がいまいちで、ゴールを決めるには至らなかった。結局ファーストレグは3−1で終了することになる。この結果、ユナイテッドはセカンドレグで2−0以上のスコアで勝たなければならないという非常に厳しい状態に陥ってしまった。だが3−0のまま終わっているのと3−1とでは全然違うということを忘れてはならない。もしあのまま3−0で負けていたとしたら、ユナイテッドは4点以上決めなければ勝利することはできなかったからだ。
 
 明日の試合は、お互いにとって非常にタフな試合になることに疑いの余地はない。ユナイテッドはマドリー戦のあとも、ニューキャッスル、アーセナル、ブラックバーンと厳しい相手との対戦を強いられてきたし、マドリーにしてもソシエダ、バルセロナとの対戦を終えたばかりだからだ。しかし共に厳しいスケジュールをこなしてきてはいるものの、両チームのコンディションには明確に差が出てきていると僕は思う。マドリーの選手達はCLでユナイテッドと戦ったときに比べると、明らかにコンディションが低下している。全体的に動きが重く、中盤で元気だったのはマケレレぐらいだった。そしてなんとファーストレグで2ゴールを決めたマドリーの偉大なる7番ラウール・ゴンザレスが急性虫垂炎の手術を受け、明日の試合を欠場することになったようだ。これはマドリーにとっては非常に大きな痛手である。マドリーを仕切っているのはラウールだと思うし、主演も助演もトップレベルでこなせる彼のかわりになるような選手はマドリーどころか世界中捜してもどこにもいないだろう。もちろん彼のかわりに出場するであろうグティも高い技術とセンスを持った選手で、大きな脅威であることは間違いないが・・・・。
 一方ユナイテッドのコンディションはかなり良くなっていると思う。ニューキャッスル戦では先制されたもののそのあとの15分で4点を奪い、終わってみれば6−2の圧勝。内容的にも今季最高のパフォーマンスを見せた。またアーセナル戦ではアンリの2度の偶然によるゴール(2つともオフサイドだった)でドローに終わったものの、内容では明らかに勝っていたし、今週末に行われたブラックバーン戦でも3−1と危なげない勝利を収めている。この好調の最大の要因はファンニステルローイの復調だろう。ここにきて今季最高のパフォーマンスを見せはじめたし、得点も量産している。またライアン・ギグスも今季序盤戦は良かったものの、そのあとずっと調子を落としていたのだが、最近は復調しつつあると思う。デイヴィッド・ベッカムもブラックバーン戦でのプレーを見る限り調子は悪くなさそうだ。しかしユナイテッドにも不安な点はある。ポール・スコールズとGネビルが累積警告の為、明日の試合に出場することができないからだ。スコールズはユナイテッドの中でも現在最高のプレーヤーであり、最近の彼の活躍は本当に素晴らしいものだった。彼がいなくなることでチーム力が低下することは残念ながら間違いない。またベッカムの良き相棒であり、ここ数年で最高のパフォーマンスを見せていたGネビルがいないのも間違いなく痛手である。スコールズのかわりは怪我からの復帰となるヴェロンが務めるか、前節ブラックバーン戦で高いパフォーマンスを見せていたフォーチュンということになるだろう。それぐらい前節のフォーチュンは良かった。またGネビルの穴はPネビルかオシェーが埋めることになると思う。とはいえユナイテッドのコンディションはチーム全体として明らかに上り調子であり、オールドトラフォードで移動なしで戦えることを考えれば、ファーストレグよりも有利に戦えることは間違いない。もし先にユナイテッドが比較的早い時間帯に先制することになれば、非常におもしろい試合になるだろう。現時点では、明らかにマドリーが優勢であることに変わりはないが、ユナイテッドが奇跡を起こす可能性も充分あると僕は思う。

 レッドデビルズが新たな伝説を作るのか。白い巨人がそれを打ち砕くのか。
マンチェスターユナイテッドがなぜレッドデビルズと呼ばれるのか、スペインの白い巨人は身をもって体験することになるかもしれない。ユナイテッドの選手達には、オールドトラフォードに刻み込まれたレッドデビルズの誇りを胸に、最高のプレーを披露してほしい。


P.S.前半マドリーがあっさり先制して、試合が決まるかもしれないけどね。
   そうなっても管理人はいっさい責任を持ちませぬ。(笑)

日本代表VSウルグアイ代表   2003/03/29 (土) 16:14

試合全体の総括としてはまあそこそこの試合といったカンジかな。2度のビハインドを追いついたことは評価してもいいと思う。2失点といっても1点は個人の完全なミスだったしね。

まず前半はウルグアイがコンディションが完全ではなかったためか、それほど積極的にプレスをかけてこないこともあり、日本のテクニックのある中盤がそれなりに活きていたと思う。まあ、今の日本の中盤は少々プレスがきつくても慌てないだけの技術と精神力を持ち合わせた選手で構成されているけどね。1失点目は、まず名良橋が相手選手につくのが少し遅かったし、相手との距離もちょっと離れ過ぎていたと思う。そのため相手のクロスのコースを切ることができなかった。微妙なところだけどその少しの差でそのあとの展開ががらっと変わるので、気をつけてほしいなぁ。世界レベルにおいてああいう軽いディフェンスをやっていてはダメだと思う。またCBが2枚いたにも関わらずフォルラン1人にやられてしまった。まあ、秋田がかぶった後ろのスペースに確実に入りこんでくるフォルランはさすがだね。なんたってユナイテッドの選手だからねぇ。(笑) フォルランはユナイテッドではスコールズをFWとして計算するなら4番手の選手なんだけど、ポテンシャルは間違いなく高い。特にミドルレンジからのシュート精度が非常に高いと思う。ゴールセンスは間違いなく一流レベルだし、順調に成長すればユナイテッドを支えるFWになると思う。ただ難しいシュートが上手くて簡単なシュートを外しやすいというクライフェルト病にちょっと感染してるかもしれない。(笑) ・・・と敵を分析してる場合じゃなかったね。話を戻そう。(笑)個人的には秋田は限界なのではないかと思う。まずスピードがないし、足下の技術もない。全盛期に比べれば、1番の売りだった体の強さも衰えているように思う。現時点での能力を考えれば、ほぼすべての面で松田に劣っているのではないだろうか。あと森岡は4バックのCBとしてはフィジカル的にこれから厳しいんじゃないかな・・。世界レベルのFWとやりあうにはスピード、パワー、高さのすべてにおいて厳しいと思う。技術は申し分ないんだけどね。まあ、現状で他にタレントが育ってないから、いたしかたない部分はあると思うけど・・。僕は福西のコンバートをずっと前から希望してるんだけどねぇ・・。(笑) あと日本の1得点目は、PKをとられた隆行にボールが渡るまでの流れが良かった。俊輔→伸二→中田ヒデのダイレクトパスがきれいにつながっていた。2失点目は完全なヨシカツのミスだから省略します。(笑) しかし前半は数分で3ゴールが生まれるという慌ただしいというか落ちつかない展開だったねぇ・・。(笑)

さて後半。日本は俊輔に代えて三都主、伸二に代えて浩二を投入。
個人的にこの交代は良かったと思う。欧州組の疲労を考慮したという面を除いたとしてもね。
まず1点リードされている状況だったから、個で状況を打開できる三都主を投入したのは悪くない選択だと思う。特にウルグアイは中盤のプレスはそうでもなかったけど、最終ラインはかなり強固だったから、そういった意味でも良かったんじゃないかな。別に俊輔が悪かったわけじゃないけどね。でも特に良かったと思うのは個人的には後者の方。
それは僕はボランチとしての能力なら伸二よりも浩二の方が上だと思うから。ボランチを舵取りという本来の意味で捉えた場合、現在中田浩二が最高なんじゃないかなぁ。稲本はボランチというよりはプレミアタイプのセンターハーフというカンジだから除外ね。本人もそう言ってるし。(笑) ただこのときの浩二のできはそんなにいいとは思わなかったけどね。アルゼンチン戦ではもっと高いパフォーマンスを見せてたんだけどなぁ・・。がんがん前に行く稲本よりもディフェンスの意識が高い福西と組んだ方が相性がいいということかな。

後半、残念だったのは交代した三都主ばっかりにボールが集まって攻撃が単調になってしまったことだね。右SBの名良橋がもっと上がってきても良かったと思うのだけど。相手からすると比較的守りやすかったんじゃないかなぁ。三都主のドリブルも相手DFは結構見切ってたし。
途中から出てきた黒部は期待していたのだけど、ちょっと時間が少なすぎたなぁ・・。限られた時間の中でできるだけのことはやっていたと思うけどね。特に中田ヒデが上げたクロスを、相手DFに抑えられながらも折りかえしたシーンは、さすがだった。体が強くないとああいうプレーは絶対できないね。

試合全体で1番印象的だったのは、稲本の成長かな。球際が強くなっている。それはフィジカル的な面はもちろん、フェイントで相手DFの逆をとりマークをはずす動き等、技術的な面でも進歩が感じられた。また的確な状況判断から、正確なロングパスでチームに良いリズムを生み出し、ディフェンス時には確実に相手の攻撃の芽を潰していた。もちろんゴールシーンも素晴らしかった。低く抑えたグラウンダーのシュートというのはプレミアリーグではよく見られる光景なのだが、Jリーグではあまり見られない。彼はそのシュートをフットボールの母国で、ある程度マスターしたのだと思う。フルハムで好調時のときも、ああいったシュートをよく決めていた。世界最速のリズムを誇るプレミアリーグでもまれ、成長した証を見せてくれたと思う。間違いなくこの試合のMVPは彼だろう。

では最後に個人的な採点を掲載しておきます。

GK
川口能活 4.5
DF
名良橋晃 5.0
秋田豊 5.0
森岡隆三 5.5
服部年宏 5.0
MF
稲本潤一 6.5
小野伸二 5.5
中村俊輔 6.0
中田英寿 6.0
FW
鈴木隆行 5.0
高原直泰 5.5

SUB
中田浩二 5.5
三都主アレサンドロ 5.5
黒部光昭 採点不能

追突事故   2003/03/06 (木) 17:12

この文章は自分への警告のつもりで書いたので、他の人が読んでもまったくおもしろくありません。それでもかまわないという人だけお読みください。

僕は2日前に追突事故を起こしてしまった。車2台を巻き込む玉突き事故だった。幸い、相手の人の怪我は軽い鞭打ち程度で1週間もすれば治るとのことだった。ここでは2度とこのような事故を起こさないために、なぜこんな事故を起こしてしまったのかを分析したい。

まず事故を起こした場所はずっと直線の道で、やや渋滞気味だった。そのためそんなに速度は出しておらず、おそらく時速40キロ程度だったと思う。また事故をする5分ぐらい前に突如雪が降り始めていた。雪が降り始めて2分後ぐらいに、突如車のガラスが曇り始めた。かなり曇り始めたので、僕はエアコンをつけて曇りをとろうとした。そしてどんなカンジかと一瞬(多分0.5秒とかそのへんの世界だったと思う)左フロントガラスの方を見て、前を向いた瞬間だった・・。目の前に前の車が停止している光景がとびこんできたのだ。そのときにはもう手遅れだった。僕は慌ててブレーキを踏んだが、間に合わなかった。生まれてはじめての交通事故の瞬間だった。今まで22年間加害者はもちろん、被害者になったこともなかった。

なぜこのようなことになったのか。まず1番の原因は僕が直線道路をなめていたことだ。そのため車間距離を詰めすぎていた。ずっとまっすぐだから大丈夫という油断があったのである。事故のとき僕は信号に気付かなかったのだが、前の車が停止していたのは信号が黄色から赤になろうとしていたからだそうだ。普通なら信号があれば気づくものだが、そこの信号は停止線がかなり手前にあったため、僕からは死角になっていた。フロントガラス上方が曇っていたため、そのせいで見えにくかったのかもしれない。ガラスが曇り始めたら即座に対処しておくべきだった。悪化してから対処したのでは遅いということだ。

では最後にこのような事故を起こさないための、予防法を書いておきたい。

何か異変があれば、安全な場所に停止して、原因をつきとめるべきだ。
決して運転中にそちらに気を取られてはならない。
真っ直ぐほど危険な道はない、安全だと思う場所ほど危険なのである。死角になる信号やかなり手前にある停止線も存在するのだ。
事故は技術的なものよりも、精神的油断から発生する。

もうあの悪夢を繰り返してはならない。過ぎたことはどうしようもない、これをプラスに変えていくしかないのだ。最後に・・車は便利な反面、危険な乗り物であることを絶対に忘れてはならない。

ワールドレスリングフェデレーション   2003/02/13 (木) 16:45

ワールドレスリングエンターテイメント(WWE)。僕はこの名前が嫌いだ。
だから改名されたとわかっていてもあえてワールドレスリングフェデレーション(WWF)と呼んでいた。それには僕自身こだわりがあった。WWEというのは名前がださい、いまいち馴染めない、ただ単純にそれが理由だと思っていた。


オースチン、ロックと2大エースを欠き、急遽エースに抜擢されたブロック・レスナーは明らかにメインイベンターに持っていくには早すぎた。僕は彼自身が気に入らないのではなく、このような新人をいきなりメインに据えざるをえないような苦しい状態が許せなかったんだと思う。彼はカリスマ性こそ欠けるがレスリングの実力が一流であることに疑いの余地はない。だから関脇〜大関クラスのポジションで、カートやベノワあたりと質の高いレスリングを披露して観客を沸かせるのが1番いいのではないかと思う。ただしこれはメインイベントにはならない。この前のロイヤルランブルのようにセミファイナルでこのような試合を行うのが好ましいと思う。
彼は最高の成功をつかんだかもしれないが、僕はある意味被害者なのだと思う。あまりに背負うものが大きすぎたからだ。実力はたしかにあるが、オースチンやロックと比べられてはたまったもんじゃないだろう。

ここ最近WWFはレッスルマニアに向けて大物レスラーが続々と復帰している。
彼等が戻ってくればレスナーもあれだけの重責を背負うこともなくなるだろう。
スマック組ではレイ・ミステリオ、アンダーテイカー、ハリウッド・ハルク・ホーガン。
またロック様もそろそろ戻ってくるはずだ。詳しいことは知らないけど。(笑)
それからRAW組ではストーンコールド・スティーブ・オースチン。
やはりこの男がいなくてはWWFははじまらない。

あ、オースチンもそうだがもう1人、この男がいないとWWFははじまらない人物がいた。嬉しいことに彼も最近のRAWやスマックダウンに登場するようになった。WWFの総帥にして、悪の帝王。泣く子も黙るオーナー、ビンス・マクマホンである。
ビンスが出てこないとWWFは何か物足らないカンジがする。彼の絶大な存在感は本当にすごい。エリック・ビショフや息子シェイン・マクマホンなどとは格が違う。久々に見てつくづくそう感じた。悪の大ボス・・例えるなら洞窟の奥底まで行って出くわしたヤマタノオロチのような存在感がある。(笑)
オースチンがWWF史上最も客が呼べるスーパースターになったのもビンスとの抗争があったからだ。また昨日のスマックダウンで、ハルク・ホーガンをあれだけ輝かせたのもビンスのヒールっぷりがあったからこそである。

これだけのメンツが揃えば僕が好きだった良き時代のWWFが戻ってくるのではないかと思う。いや、むしろあの頃にはいなかったかつてのエースHBK等がいることを考えればそれ以上かもしれない。あとはストーリー展開だけである。RAW組とスマック組にわけてしまい薄っぺらくなってしまったシナリオは、早急に方針を改めるべきだと思う。これもレッスルマニアが終了すれば大幅に修正されるのではないだろうか。とにかく期待は膨らむばかりだ。


そう考えると本当は名称なんてどうでも良かったのかもしれないなぁ。ただWWEに改名されてから、明らかに質が低下していることに納得がいかず、それを潜在的に拒絶していたのではないだろうか。WWFが全盛期のような輝きを取り戻したとき、僕は素直にWWEと呼べるようになるかもしれない。ここ最近のWWFを見ていてそう感じた。
・・いや、やっぱり名前がださいからダメかもね。(笑)<おい

トップページ移転   2003/02/01 (土) 18:08

サカフリのトップページをジオシティーズからtikitikiに移転しました。移転したのは、ジオシティーズではいろいろ制限(CGIが使えない、商用利用ができないなど)が多かったことが1番の理由です。
あとジオシティーズはURLがやたら長かったり初心者っぽいイメージがありますからね・・。(笑)
移転しても何ら変わってないように見えますが、同じに見せることが結構面倒だったりするんですよ。(笑) 
実際移転作業に10時間ぐらいかかりましたからね。(笑)
ホントに地味な作業でかなりの労力を要するのに、変わっていないように見えるので、努力がなかなか伝わらないのはむなしいですね。(笑)
明神君やディリービオの苦労がわかるというか。(笑)

あ、訪問者の皆様はブックマークの変更をお願いいたします。m(._.)m
ではそういうわけでまた(^^)/~~

ユナイテッドの現状   2003/01/18 (土) 03:10

 最近のユナイテッドのチーム状態は、それなりにいいようだ。特にシーズン開幕当初に比べれば見違えるほど良くなっている。これは前節・ウェストブロムウィッチに先制ゴールを与えてからは、ほぼ一方的にゲームを支配して3−1で快勝しているのに対し、開幕戦では同じ相手に負けてもおかしくないようなゲーム展開で1−0で辛勝だったことを考えても明らかである。

 次に選手についてだが、まずFWファンニステルローイは今シーズンもいい仕事をしている。特にポストプレーに関しては彼は世界一上手いのではないだろうか。ただあまりに彼の負担が大きすぎる。ユナイテッドには彼以外にタメの作れるFWがいない。早急にポストのできるセンターフォワードをもう1枚獲得すべきである。

 FWオーレ・グンナー・スールシャールはベッカムがいないときに、右SHのポジションを完璧にこなしていたことが、現時点では最も評価に値することだと思う。ただ最近は疲労からか少し調子を落としているようである。いいときの彼のキレを失っているように思う。ひょっとして右SHを続けていてちょっと本職の感覚が鈍ったのかも・・?(笑)
 
 FWディエゴ・フォルランも得点を量産していたときの状態に比べると、若干コンディションを落としているように思う。彼は難しいシュートが上手く、逆に簡単なシュートを外す傾向があるようである。このことから彼はちょっと小さいクライフェルトのような印象を受ける。風貌は偽とっちーってカンジだけどね。(笑)

 あとMFライアン・ギグスも今は疲労からちょっとキレを失っているようだ。まあ、あのプレースタイルをただでさえ激しいプレミアリーグでやっているのだから疲労が溜まるのは必然かな。前節ファーガソンが彼を休養させたのも納得できる。次節はコンディションを整えて、またいいときの稲妻ドリブルを見せてください。(笑)

 そういえばポストギグスと呼ばれいてるMFリチャードソンっていうのがいるんだけど、彼もなかなかおもしろい。独特のタッチの多いドリブルはまたギグスとは違った味を出していて、見ていて楽しい選手だ。最近はベンチ入りメンバーに定着したようである。

 いろいろ問題を起こしてくれたMFロイ・キーンは怪我から復帰して以降、毎試合良くなっているようだ。ただ現在でもベストの状態には戻っていない。90分戦うためのスタミナという点でも不安が残るし、いいときはもっと激しい。ベストコンディションに戻るにはまだ3週間ぐらいかかるんじゃないかなぁ。

 MFデイヴィッド・ベッカムはほぼベストコンディションに戻ったとみていいだろう。怪我から復帰後、試合をこなすごとにパフォーマンスは向上しており、今では残酷なまでに美しいクロスを連発しているし、直接FKも決めている。また運動量も多く守備にもかなり貢献しており、いろいろなポジションに出没してユナイテッドのゲームメイクの中心となっている。

 MFポール・スコールズは今シーズンもユナイテッドの攻撃の心臓であり、素晴らしいパフォーマンスを見せている。ハードスケジュールによる疲労から何試合かは冴えないときもあった。しかしトータルで考えれば彼がこれまでのMVPだと思う。彼なくして今のユナイテッドの成績はありえなかったと断言できる。
 
 表のMVPがスコールズだとすれば、僕は影のMVPとしてDFミカエル・シルヴェストルを挙げる。チーム入団当初はミスを連発し「なんでこんなやつを使うんだ」と叩かれていた彼だが、今はフランス代表にも定着し、高い質のプレーを披露している。身体能力に恵まれており、テクニックもたしかである。今シーズン、彼の質の高いフィードやクロスから得点につながったことも少なくない。またリオ・ファーディナンドが故障していたときは、ブラウンとのCBコンビで絶妙の連携を見せ、ユナイテッドに安定感をもたらしていた。故障が多いユナイテッドのDF陣の中にあってSBもCBもそつなくこなし、しかもコンスタントに活躍していることを考えれば、彼がディフェンス面では最も貢献していると思う。あと彼に足りないものを挙げるとすれば、それはほんの少しの知性だろう。時折なんでこんなプレーをするんだ、と首を傾げるときはたしかにある。(笑)

 先ほど名前を挙げたがDFウェズ・ブラウンはシルベストルの次にユナイテッドのディフェンスに貢献している選手だと思う。怪我で戦線離脱さえしていなければ彼を影のMVPにしていただろう。彼もCBとSBをこなすことができ、DFとしての能力が総合的に高い。その風貌と激しいプレースタイルは日本でいう松田直樹を思い起こさせる。彼が後々イングランド代表でキャンベルの後釜として、リオとコンビを組む可能性も充分あると思う。ユナイテッドで一緒にプレーしているというメリットもあるしね。

 またDFではジョン・オシェーにも触れておかなくてはならない。彼も最近急成長した選手の1人だが、191センチと長身で非常に攻撃意識の高い若手CBである。彼もSBをこなすことができ、スピードはそれほどないが、果敢なオーバーラップとなかなか精度の高いクロスで好機を演出していた。

 ディフェンス陣で現在あまり評価できないのは本来最も貢献すべき選手リオ・ファーディナンドである。開幕当初はもちろん、怪我から復帰して数試合こなした今も、まわりとの連携はあまり上手くいっていないようだ。また個人としても空中戦では圧倒的な強さを発揮しているものの、彼らしくない軽率なミスが目立ち、ワールドカップのときのような絶対的な存在感はない。ただもちろん彼の能力に疑いの余地はない。まわりとの連携が上手くいきはじめ、コンディションさえ整えばユナイテッドのディフェンスに絶大な安定感をもたらしてくれるだろう。
 
 GKファビアン・バルテズは昨年信じられないようなミスを連発し、評価を急降下させた。しかし今は一時のスランプからは完全に脱したようで、安定したパフォーマンスを続けている。僕は今のバルテズなら充分ユナイテッドのゴールマウスを任せられると思っている。

 そういえば前節のユナイテッドを見て強いな〜とか思ってたんだけど、そのあとアーセナル戦見てへこみました。なぜって・・・アーセナルはもっと強かった。(´Д`)
 僕の感覚ではユナイテッドよりまだ2割ぐらい強いカンジがしたなぁ・・。っていうかアンリなんて誰が止めるんですか。(笑) 彼はもはや神です。しかも世界一のテクニックを持つベルカンプとコンビを組むなんて卑怯だ。(笑)
 次節はチェルシー戦だけど、この試合に勝てればまた波に乗れるのではないだろうか。ただチェルシーは強いんだよなぁ・・アーセナルの次に厄介。せめて引き分けてね。(笑)

ワージントンカップ5回戦・マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシー   2002/12/18 (水) 17:53

ひさびさにおもしろい試合を見た気がする。攻守の切り替えが非常に早く見ている人を飽きさせないスリリングな展開。これぞプレミアってカンジの試合だった。この試合で解説を担当していた東本さんも言ってたけど、決勝戦にふさわしいような試合だった。こんな試合を準々決勝にするのはもったいなかったね。(笑)

試合内容はというと前半はややユナイテッドのペース。いや、というよりはベンチメンバーでチェルシーに劣るユナイテッドとしては、「できるだけ早い時間帯に先制点を奪いたい」という狙いが明らかに見てとれたと言った方が正しいかもしれないね。早いパス回しで積極的にゴールにむかっていた。ただ決定機は何度も作るもののフィニッシュが決められない。原因は、やはりファンニステルローイ、スールシャールが欠場していたことが大きいと思う。点取り屋の2枚がいないから点がとれない。当たり前のことだけどね。(笑) 一方のチェルシーはユナイテッドの猛攻を堅守で阻み、ゾラやハッセルバインクが効果的な攻撃を仕掛けていた。そして前半は0−0のままハーフタイムへ。

後半は逆に今まで抑え気味だったチェルシーのペース。ユナイテッドは前半激しく動き回って、猛攻を仕掛けたせいで、運動量が落ちてきていたからね。それにチェルシーのディフェンスは見事だった。ユナイテッドの攻撃を上手く寸断していたと思う。こうなってくるとユナイテッドは苦しかったね。劣勢に立たされてもベンチにいい選手がいないので、交代カードが切れない。ただ試合は膠着状態が続いていた。ユナイテッドもギリギリのところでシルベストルやブラウンがよく抑えていたのだ。そこで交代カードに勝るチェルシーは一気に勝負をかけてくる。ゼンデンとグジョンセンを投入。正直こうなってくるとユナイテッドが勝つのは難しいと思ったなぁ・・。ただサッカーというものは本当にわからないものだ。なんと相手の一瞬の隙を突いたユナイテッドが、フォルランのゴールで先制したのである。そしてそのまま試合終了。流れ的には負けゲームだったユナイテッドが勝利をものにして準決勝進出。チェルシーとしては非常に悔しいゲームになっただろうなぁ・・。

それからこの試合に先発フル出場したデイヴィッド・ベッカムに関しては、まあ徐々に良くなってるカンジかな。まだ60%ぐらいのコンディションだと思う。残酷なまでに美しいクロスは見られなかったなぁ・・感覚が戻るにはまだちょっと時間がかかりそうだね。他の選手が好調だからまた彼の不調が目立つんだよね。ロイキーン、ファーディナンドもそうだけど故障中の主力選手達が、いかに今の好調なチームに溶け込めるかが、これからのユナイテッドの最大の課題と言えるね。もしそれができたならタイトルは充分獲得できると思う。

試合全体を通して見るとさすがに好調のビッグクラブ同士の戦い。敗れたチェルシーにしても十分タイトルに値するサッカーをしていたと思う。これからのチェルシーに期待したいね。

というわけでまた(^^)/~~

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【ワージントン杯】フォルランのゴールでマンUが準決勝へ

ナオとユキヒコトレードヾ(・・;)ォィォィ   2002/12/17 (火) 17:56

またもショッキングなニュースがとびこんできた。どうやらマリノスは「東京のベッカム」こと佐藤ユキヒコを獲得するようだ。これはマリノスからすると大損であることは間違いない。

佐藤ユキヒコは酷な言い方だが、所詮「Jのいい選手」レベルである。これ以上劇的に成長することは年齢を考えれば、ほぼありえないだろう。
一方ナオはアテネ五輪代表MFであり将来的には充分フル代表を狙える実力がある。あれだけのポテンシャルを秘めた右ウィンガーは日本にはいないし、あのまま順調に成長すればスペインのチームに移籍してもそれなりに活躍すると思う。
また仮にマリノスでユキヒコとドゥトラが両サイドをつとめることになった場合、おそらく相性も良くないはずだ。ドゥトラは俊輔がいなくなってからはマリノスでは最高のテクニックを持っていると思う。間違いなくJで最高レベルの左ウィングバックである。またユキヒコもクロスの精度には定評がある。だが2人共それほどスピードがない。これは致命的だと思う。特にウィングバックの突破力が求められる3−5−2システムで闘うのならば致命的だ。4−4−2ならばSBの攻撃参加があるだけまだマシだが・・。

結局個人能力を考えても相性を考えても明らかにマリノスにとっては直宏の方が良かったといえる。なんかホアキンを放出してメンディエタを獲得したってカンジ…。(笑)

まあもし本当にユキヒコを獲得するのなら、4−4−2ボックス型で中盤の左に奥、右にユキヒコ、左SBドゥトラ、右SB波戸にするのが、バランス的には1番ベストかなぁ。

ナオを持っていかれて誰も獲らないよりはマシじゃん、と思う方がいるかもしれない。たしかにそうかもしれない。だが元を正せばマリノスはJ2上がりの大分ですらパッとせず、戦力外通告を受けた木島は起用していたのに、アテネ五輪代表MFであり現在FC東京で活躍中の直宏はベンチ入りすらできなかったことが発端であることを忘れないでほしい。(笑)
要するにマリノスが直宏にそれなりの扱いをしていればこんなことにはならなかったのだ。(笑)

直宏とユキヒコに関しての補足 
みなさんご存知だと思いますが一応説明しておきますね。佐藤ユキヒコはFC東京の主力MFでした。ポジションは右SH。彼は「東京のベッカム」とか「俺達のユキヒコ」と呼ばれていてファンから非常に愛されていました。
ん・・「俺達の」・・・?どこかで聞いたことあるフレーズですね。(笑)
そう、俺達の「直宏」と同じポジションなのです。(笑)
元々直宏はユキヒコが負傷した為、その穴埋めとして東京へ期限付移籍しました。ですが直宏が短期間でFC東京には欠かせない中心選手にまで成長したのです。まあ彼の能力を考えれば当然ですね。そのため怪我の影響もありコンディションもなかなか整わなかったユキヒコは今季出場機会に恵まれませんでした。

石川直宏と横浜マリノス   2002/12/14 (土) 20:42

 僕がはじめて石川直宏を見たのはユース代表の試合だった。当時の彼は僕に強烈な印象を残した。たった1試合で僕は彼のプレーに釘付けになってしまったのだ。僕に日本でこれだけの印象を残したのはあとは高校時代の中村俊輔、本山雅志、田中達也ぐらいである。それがなんなのかを証明するのは難しいのだが、スター特有のオーラというものを直宏にも感じたのだ。豊富な運動量でピッチを駆け回り、スピード溢れるドリブル突破で相手を抜き去ることができる。さらにサイドハーフとしてのパスセンスも長短ともにいいものを持っており、SBまでこなす。フリーキッカーもつとめており、得点力もある。そのとき一緒にプレーをしていてメディアから注目されていた山瀬や大久保と比べても全くひけをとらなかった。いや、僕の目にはそれ以上に映った。あのときの直宏を見て、「日本の歴史を変える右ウィンガーになる」と僕は最大級の評価をしていたのだ。マリノスに関していえば海外移籍した俊輔、ヨシカツに次ぐスター選手になると思っていた。

 そんな彼が今度横浜マリノスからFC東京へ移籍することになった。今季マリノスで出場機会に恵まれなかったため、シーズン中にFC東京へレンタルの形で移籍していたのだが、シーズン終了に伴いマリノスは復帰を要請していた。だがそれにも関わらず、彼はFC東京への残留を希望したのである。現時点ではレンタル延長か完全移籍かは決まっていない。だがどちらにしてもこれはマリノスにとっては実に愚かしい結果であり、甚大な損失だったと思う。石川直宏はマリノスの看板選手になれる逸材であり、絶対に手放してはいけない戦力の1人だった。なぜこんなことになってしまったのか。

 この原因は前述のとおりマリノスで出場機会に恵まれなかったことが発端である。ラザロニ前監督が彼を評価せず起用しなかったのだ。少なくとも僕が監督であれば彼に出場機会を多く与えていたと思う。そしてもう1つ彼が残留を希望した理由として、レンタル先のFC東京での大活躍が挙げられる。この大活躍は必然だといえる。理由は簡単だ。彼はそれだけの実力を持った選手なのだから。もう少し説明するとFC東京・原監督の目指すサッカーはスペインサッカーをベースとしているからだ。4−2−3−1を基本布陣とし両サイド攻撃を主体とするアグレッシブなサッカーのことである。このシステムの右ウィンガー的役割は直宏にとって最も適したポジションである。マリノスの3−5−2システムの右ウィングハーフには必然的に守備の負担がかかるが、FC東京のシステムではその負担が少ないため、直宏の攻撃能力が最大限に発揮できたのだ。

 直宏のFC東京残留という選択、これは本人にとっては正しい選択をしたと言える。FC東京でいれば、怪我等でコンディションを落とさない限り活躍できるし、マリノスに帰ったところで、レギュラーポジションが約束されているわけではないからだ。これは横浜マリノス・岡田監督も明言している。具体的に名前を挙げてみてもまず波戸がいる。また奥が残留した場合システムによっては彼とポジション争いをする可能性もある。またガセかもしれないがローマのMFカフーの獲得に動き出したという情報もある。
 
 それにしてもなぜカフーの獲得に動くのか。横浜マリノスのフロントは間違いなく無能であると断言できる。マリノスの右サイドにはフル代表クラスの波戸とアテネ五輪代表に選ばれるであろう直宏がいる。他に補強すべきポイントはいくらでもあるはずだ。しかも破格の年俸3億6000万円を提示しているらしい。直宏の来季年俸を高く見積もったとしても1500万円(FC東京の提示は1200万円)といったところだろう。差額は3億4500万円にものぼる。果たしてそれだけの価値が今のカフーにあるのだろうか。

 たしかにカフーは素晴らしい。凄まじい運動量で攻守両面に渡り、幅広く活躍する。50メートル級のパスをピンポイントで出し、華麗なフェイントやトラップを駆使して相手を置き去りにできるスーパーな選手だ。間違いなく世界最高の右サイドバックである。だがドゥンガのようにチームに後々にまで多大な好影響をもたらし、チームのアイコンにまでなるのならまだいいが、32歳を迎えた彼がマリノスであと何年プレーできるのか。高額の年俸もネックになるだろうし、もし獲得したとしてもせいぜい2年プレーすればいいところだろう。それならばあと10年は(スピードが武器の選手なのでもう少し寿命は短いかもしれない)主力として活躍できる生え抜きのMF石川直宏をなぜもっと大事にしないのか。また場合によっては波戸まで出場機会を失うかもしれない。そうなってくると彼まで移籍を希望する可能性がある。これは当時の磐田で言えばドゥンガが来たから名波や福西に出て行けと言うようなものである。

 ボカのFWデルガドの獲得に動いている件にしてもそうである。マリノスにはU−20代表のエースストライカー坂田大輔がいる。次代の日本代表ストライカー候補である彼の出場機会をも奪おうというのか。そんなことをしている暇があるのなら、僕は確実にウィルの穴埋めをするべきだと思う。俊足FWではなくポストのできるセンターフォワードを獲得すべきだ。バティストゥータ獲得の噂はどうも信憑性に欠けるし、久保の獲得には動いているようだが、本当に彼でいいのか。久保のポテンシャルは僕も評価している。潜在能力に関しては日本一のFWだと思う。だが計算できない。メンタル面に問題があり、あまりに波が激しいからだ。単純にウィルと比べてもおそらくウィルの方がゴールを多くあげる可能性が高いと思う。本当に名門復活を狙うのであれば、まずは確実に計算できるポストタイプのFWを獲得すべきである。

 ホントに強いチームというのは寄せ集めの集団では完成しない。これは僕の持論である。90年代にタイトルを独占したマンチェスターユナイテッドにしても、ほぼ0からスタートしたユース年代からの育成(ギグス、ベッカム、スコールズ、バット、ネビル兄弟等に代表されるファーギーベイブス)にその根本があったことを忘れてはならない。ジュビロ磐田にしてもそうである。たしかに個々の能力は高い。だがそれ以上に長年同じメンバーでプレーしてきたことにより培われたチーム力こそが磐田の強さの真髄なのだ。たしかに大金はたいて有力選手を獲得すれば、ある程度個人の力で結果を出すチームはできる。しかしそれではチームとして成熟しない。そんな簡単に短期間で真に強いチームを生み出すことはできないのだ。補強というのは本来、チームとしてのベースがあってその弱点を補うためのものであるべきだと思う。つまり小数精鋭のピンポイント補強でいいのである。極端な話、補強だけでチームを作ってしまっているようなチームもある。もはやそこまでいくとホントの意味ではチームとは呼べないと思う。僕に言わせればただの寄せ集めに過ぎない。

 そして今のマリノスもそれに当てはまると思う。生え抜きの若手の有望選手を放り出して、有名な高額選手を獲得する。このようなことを繰り返していてはいつまで経ってもジュビロ磐田との根本的な差は埋まらないだろう。たしかに一時的に個人能力レベルにおいて差が縮まることはあるかもしれない。だがそれは決して真の意味で強くなったとは言えないのである。
 またファンの気持ちを考えてみてほしい。ユースの頃からずっと坂田や直宏を見ていた人達はどう思っているかを。たしかにカフーやデルガド、バティストゥータを獲得すれば薄っぺらいミーハーファンはいっぱい出てくるかもしれない。一時的な集客には効果があるだろう。しかし彼等の加入によって、生え抜きの有望選手達が干されたり、他チームへ移籍するようなことになれば、本当にチームを愛している人達は離れていくと思う。そしてミーハーファンはカフーやバティが退団した途端に確実にいなくなる。
 つまり長期的に見ればチームはいつまで経っても強化されないし、本当のクラブのサポーターは減少するだけなのである。最後にいちマリノスのファンとしてこれだけ言っておく。

「マリノスよ、いつになったら気付くんだ、いい加減にしろ」

徒然なるままに書いたサカフリ更新記   2002/12/13 (金) 23:53

とある事情で書くことになったサカフリ更新記です。
実はボツになってですね、このまま消去してしまうのももったいないかなと思い、ここで掲載することにしました。(笑)
一応サカフリのHPの歴史がわかります。(笑)<わかっても無意味ですが(^^;
まあ大半の人は興味ないでしょうが、ここはあくまで管理人の独り言ですのでご容赦ください・・。(笑)

「サカフリ更新記」
 私が参加型サッカーサイト「SOCCER FREAK JAPAN」(以下サカフリ)の制作をはじめたのは、2000年9月下旬のことである。きっかけは偶然発見した1つのサッカーサイトだった。当時、家にインターネットをつないで間もなかった私は、検索エンジンを利用して、以前から好きだったサッカーのHPを探していた。そして偶然はじめに見つけた「TAKE PART IN@SOCCER」という参加型サッカーサイトを訪れたのである。そこは当時HPのことなどほとんど知らなかった私にとって非常に新鮮であり、なおかつ居心地のいい場所だった。そのサイトを頻繁に訪れるようになってから、HPを作りたいと思うようになるまで、そんなに時間はかからなかった。おそらく1週間もかからなかったはずだ。
 制作開始から4〜5日で私はHPを公開することにした。今思えば、すごい見切り発車だった。HPに関する知識をある程度持っている人ならわかると思うが、HPを公開するときはすべて完成させてからの方がいいのである。なぜかというと、HPが未完成のままだと当然魅力を欠き、リピーター(HPを再び訪れる人)が獲得できないからである。あとから更新したとしてもわざわざそれを見に来てくれる人は少ない。もちろん更新を続けて魅力的なHPにしていけば徐々にリピーターは獲得できる。だがそれならはじめから完成させておいた方が断然効率がいいというわけだ。しかし前述したとおり当時HPの知識などほとんどなかった私は、とりあえず公開したいという気持ちが先走り、ほとんど未完成のままHPを公開したのである。コンテンツは掲示板とゲストブックしかないという状態だった。普通ならそんなHPに人が来るわけがない。だが当時アジアカップの最中だったことが幸いして、ある程度訪問者を獲得することはできた。あのようなHPを開設して数日で、1日100ヒット近くあった日もあるのだからアジアカップに感謝するしかないだろう。ただ、もちろんそれ以外に何も手を打たなかったわけではない。とにかく有名なサッカーサイトに当たり構わず、相互リンクの依頼をしたのである。1日に何万人も訪れるようなサイトからのリンクなら必ずアクセスアップにつながると思ったからだ。
 その読みは正しかった。ほとんど何もなかったHPにも関わらず有名HPのリンクからたくさんの人がやってきたのである。だが先ほど書いたとおり、そのようなサイトでは当然リピーターは獲得できない。アジアカップが終了してから、2〜3ヶ月で訪問者数は激減していた。1日30ヒット程度になることも少なくなかった。HPのコンテンツを増やしていき、徐々に内容を充実させていったにも関わらずだ。サカフリをはじめてアップしてから今日まででもっとも厳しかった時期は間違いなくあの頃である。
 このままでは誰も来なくなり閉鎖に追い込まれると思った私は、ここからどのように立て直せばいいのか熟考した。そこでまず思いついたのはトップページのデザインを一新することだった。当時のサカフリのトップページは何度もスクロールを繰り返さないと、全てのコンテンツを閲覧することができず、訪問者にとっては非常に不便だったからだ。「誰にでも見やすくわかりやすいトップページを作ること」、それがトップページリニューアルの基本コンセプトだった。詳しく説明すると「スクロールしなくても全コンテンツを閲覧できること」、「リンク先がどこにあるか明確にすること」、「デザインは美しくなおかつ軽いこと」の3点だ。そして作成しはじめてから4〜5日で新しいトップページは完成した。配色はほぼすべて水色と青色で統一した。またノースクロールではないがほとんどスクロールなしでトップページの内容をすべて把握できるように設計している。このデザインは現在も変わっていない。
 トップページをリニューアルした効果はすぐにあらわれた。コンテンツの内容自体は以前と変わっていないのに、本や雑誌から掲載依頼がくるようになったのだ。やはりトップページデザインというのは、HP制作において重要なウェイトを占めるとそのとき実感した。ちなみに私が知っている限り(勝手に掲載されることがある)、現在までに掲載された書籍は「ホームページベスト5000」「フットボール・アスキー」、「TOGETHER」、「パートナー」の4冊である。ただし書籍掲載というのはほとんどアクセスアップの見込みはない。記事を見つけたとしても、わざわざURLをアドレスバーに1字ずつ入力してやってくる人はほとんどいないからだ。とはいえHPのステータスアップにつながることに間違いはないので、書籍に掲載されるというのはありがたいことである。
 次に思いついたのは毎日更新するサッカーニュースを書いてリピーターを獲得しようというものだった。これに関しては、はじめは手間のかかる作業なのであまり気が進まなかったのだが、実際やってみるとそんなに面倒でもなかった。1日20〜30分ぐらいかけて、ニュースを更新することは今では日課となっている。はじめこそほとんど効果がなかったのだが、確実にリピーターを獲得し今では最も人を集めることができるコンテンツになっている。
 もう1つはチャットに人をできるだけ集めようというものだった。これは現在サッカー関連のチャットはどこを見てもほとんど人がいなかったため、チャットに人がたくさん来るようになれば他のサイトとの差別化を図れると思ったからだ。これも上手くいった。はじめのうちは私が待機していないとなかなか人が集まらなかったのだが、今では自然と人が集まるようになっている。
 他にもいろいろ策は練った(メールマガジン、ポジション診断テスト、壁紙等)のだが、アクセスアップの効果としてやはりこの3点は非常に大きかったといえる。2001年1月頃に30ヒット程度まで落ちこんでいたアクセス数は、2002年の4月頃には1日に150〜200ヒットを集めるようになっていた。
 それから1ヶ月後の2002年5月は、ワールドカップ開幕直前ということもあって、アクセス数も順調に伸びていた。特に中村俊輔の落選が話題となった代表最終メンバーの発表の日(17日)には、400ヒット近いアクセスを集めている。そして更に5月22日にはアクセス数を一気に増加させる出来事があった。有名ポータルサイト「Yahoo!JAPAN」に登録されたのである。5月1日から21日までの平均アクセス数が約260ヒットだったにも関わらず、ヤフーに登録された22日から31日までの平均アクセス数は2倍近い約500ヒットにまで増加している。



上図はワールドカップ期間中の日別アクセス数である。これを見ると日本戦があった日(4日、9日、14日、18日)とその翌日は、アクセスが集中しているのがわかる。1日1000ヒットをこえた日もあった。しかしトルコ戦(18日)で日本が敗退してからというもの、アクセス数が激減しているのがわかる。ワールドカップがどんどん佳境にむかっていくというのに、自国が敗退すれば、ワールドカップへの興味をなくす人が非常に多かったということだ。
 ワールドカップが終わると、サカフリにも静寂が戻った。それまでの盛りあがりが嘘のようだった。6月には月間2万アクセスあったのが、今ではその半分程度になっている。しかしここからが本当の勝負である。ワールドカップと共に消えていくようなサイトなら、所詮その程度の魅力しかなかったということだ。私はサカフリをその程度のサイトで終わらせるつもりはない。これからサカフリをもっと良質のサイトにしていきたいと心から思っている。

サカフリナビ   2002/11/21 (木) 21:00

リンクコーナーがサカフリNaviとして生れ変わりました。(^^) 前のリンク集は正直使いにくかったですからねぇ。今回のはちゃんとカテゴリー別にわかれてますし、新着情報もチェックできるのでかなり便利になったと思います。検索機能やランキングもついてますしね。サカフリNaviでこれからもどんどんおすすめサイトを紹介していきたいと思っていますので、みなさんどんどん利用してくださいね。

P.S. 何気にWWFをカテゴリーに入れてたり・・。(笑)<ヾ(・・;)ォィォィ

U−20アジア選手権・日本VSサウジアラビア   2002/10/17 (木) 17:24

この世代はちょっと心配していたのですが、この試合を見てかなり安心しました。なかなかいいタレントが揃っていますね。特に印象に残ったのは坂田、尾亦、小林、今野、角田ですかね。

坂田はスピード溢れる突破が1番の魅力なのはもちろんですが、僕はそれ以上に彼のメンタルの強さを評価したいです。普通日本人FWはシュートチャンスになると落ちつきがなくなり慌ててしまうシーンが多いのですが、彼の場合冷静にシュートを決めてしまう。Jリーグで磐田相手に初ゴールを決めたときにも感じましたが、プレッシャーのかかる大舞台で冷静にシュートを決められるあの度胸は、やはりただものではないですね。スピード溢れる突破から落ちついてシュートを決められるFWといえば僕ははじめにマイケル・オーウェンを思い浮かべるのですが、彼にもそれに近いものを感じました。まあ技術的にも身体能力的にもまだまだおよばないですけどね。(笑) 俊輔とのトークショーで「みんな俺のために集まってくれてありがとう」とかいうなかなかおもしろいやつでもあります。そのへんからも大物ぶりがわかるかも・・?(笑)

尾亦は左足の精度が素晴らしいですね。それだけに関してなら世界に通じるレベルではないでしょうか。180センチ69キロと日本人のサイドの選手にしては体も大きいですし。ただ足下のテクニックとスピードがないのが難点ですね。(^^;
いい意味でも悪い意味でも左の和製ベッカムというカンジかな。(笑)

小林は上手いですね。テクニックがありますし、パスの精度も高い。いい選手ですね。この試合に関しては菊池より印象に残ったかも・・。(笑)

今野はキャプテンマークをつけていましたが、チームを上手くまとめていましたね。彼も小林と同じで視野が広くパスも上手いですね。逆転ゴールになったミドルシュートも素晴らしかったです。

角田はディフェンス陣の中で1番良かったと思います。いい守備をしてましたね。これからに期待したいです。

それからFWの阿部は時折、大器の片鱗を見せていましたね。特に前半、菊池へ出したパスはGKに阻まれはしましたが、素晴らしかったと思います。
体が大きいですし、そのわりには足下の技術がしっかりしていて視野もなかなか広いですが、そのへんが和製クライファートと呼ばれる由縁なのでしょうね。(笑)
あとは簡単なシュートをはずして難しいシュートを決めれば完璧ですね。(笑)
ですが試合全体を通してみればあまり良くなかったという印象でしたねぇ。

1番期待していた菊池はちょっと印象が薄かったかなぁ・・。別に悪くはなかったですけどね。次の試合でもまた注目して見てみようと思います。

それから今回は名前を挙げませんでしたが、成岡やGKの川島なんかもなかなか良かったと思いますよ。名前を挙げた人数からもわかるように魅力あるいいチームだと思います。これからの活躍が楽しみですね。(^^)

ではまた(^^)/~~

アジア大会総括   2002/10/15 (火) 22:43

アジア大会はアテネオリンピックを目指し構成されたU−21日本代表にとって非常に有意義なものになったと思います。元々個々の技術は高いものを持っていたと思うのですが、大会当初はチームとしてまだまだ未完成な部分が多く見られました。ですが試合をこなすごとにチームとしてまとまりがでてきましたよね。その集大成が決勝戦のイランとの前半だったと思います。後半に選手交代のミスでバランスを崩してしまったのが残念でしたが、前半のパフォーマンスはこれからアテネにむけて充分期待を抱かせてくれる内容だったと思います。毎試合確実に成長していくチームを見て、本当の真剣勝負がチームを成長させるのには1番いいということを実感しました。

チームではなく選手個人での成長を見るならFWの中山ですかね。はじめは正直使えないFWだと思っていたのですが、試合をこなすごとに良くなっていきましたよね。決勝前半での彼はホント別人かと思いましたよ。(笑) ただ彼はポストプレイヤーとしての能力はあまり評価できないですね。ストライカーとしての能力の方が優れているように思いました。それからボランチの森崎は疲労からかずっとらしくないプレーが続いていたように思えたのですが、決勝ではなかなか良いパフォーマンスを見せていましたね。ただ彼はもっとできる選手だと思いますが・・。あと個人的には石川直宏をもうちょっと使ってほしかったかなぁ・・。決してマリノスびいきなのではなくて能力的に優れたものを持っているからですよ!!(笑)<はいはい

大きな大会で結果を残せず酷評されていた彼等ですが、谷間の世代なんかじゃないということを今大会で充分証明できたでしょう。特に今大会は山瀬、前田、中澤、羽田等を欠く苦しい布陣でしたからね。準優勝は充分誇っていい結果だと思います。ただ優勝できなかったことに関してはやはり采配ミスが大きかったと思います。鈴木は疲労がたまったいたので交代させたらしいですが、最終ラインの阿部をボランチに上げてそこに青木を投入するというのは間違いだったと思います。上手く機能していたDFラインをわざわざいじるのはリスクが大きすぎます。青木はもともとボランチで高いパス精度でゲームメイクをするのが得意な選手ですし、だいいち怪我から復帰したばかりでしたよね。僕なら本来ボランチである田中隼磨を鈴木の位置に下げて隼磨の位置に石川直宏を投入していたと思います。直宏を投入することによって守備力の低下が考えられますが、少なくとも青木投入→阿部ボランチという采配よりはリスクも少ないと思います。それに直宏の場合そのリスクを上回るだけの突破力を持ってますしね。

優勝できなかったことはたしかに残念ですし悔しいですが、この敗戦は間違いなく彼等の成長につながるはずです。勝利しなければ得られないものはありますが、敗戦によって学ぶことの方が断然多いですからね。彼等にとってこの大会はまだまだはじまりにすぎませんし、この悔しさをこれからの糧にすればいいのです。

それではアテネオリンピックでの彼等の活躍に期待しましょう(^^)

磐田完全優勝かも?   2002/09/22 (日) 20:31

なんかしばらく更新してなかったら、サーバーの方から「放置しといたら削除するよ?」メールが来ました・・。(笑)
なので更新します。(笑)<おい

今日は磐田対FC東京がありました。
結果は磐田6−1FC東京。(´Д`)
隠れ東京サポの僕としてはぜひともFC東京に勝って欲しかったのですが、予想外の大敗でした。元々原さんのやっているスペイン式の攻撃サッカーは崩壊すれば大敗するリスクは常につきまとっているのですが、まさか6失点もするとはねぇ・・。試合はオンエア−がなかったので見ていないのですが、結果だけを見てへこんでおります・・。
マリノスが今まったく魅力がないサッカーしてるので、FC東京を応援してるんだけどなぁ・・・。(笑)<ヾ(・・;)ォィォィ

しかし磐田は強いね。完全優勝の可能性濃厚かも。
鹿島はもう2敗しちゃったし、清水は3連敗だし、名古屋も負けたし・・。
言うまでもないですが、マリノスは論外だし・・。(苦笑)
あとはG大阪ぐらいかなぁ・・でも磐田を止められるほどの力はないと思うなぁ・・。(^^;

ではまた(^^)/〜〜

なぜフランスは負けたのか   2002/07/16 (火) 23:40

 2002ワールドカップ本番前、アルゼンチンと共に優勝候補筆頭に挙げられていたフランス。だが彼等は1勝もすることができないまま姿を消した。それどころか得点をあげることすらできなかった。なぜそんなことになってしまったのだろうか。

 まず最大の原因は司令塔ジネディーヌ・ジダンの怪我による離脱である。このことに疑いの余地はない。フランスが採用している4−2−3−1はジダンシステムと呼んでもいいぐらい、ジダンに依存したシステムだった。このシステムでは彼がいないとフランスは別のチームになってしまう。事実ジダンがいるときといないときとでは勝率が全然違っていた。ルメール監督はジダンがいないときの代役としてピレスを考えていたようだが、彼も怪我で長期離脱していた。このピレスの離脱が第2の原因だろう。彼もまたスーパーなプレイヤーであり、代えのきかない選手の1人だった。結局、明らかに衰えが目立ってきたジョルカエフやミクーに頼らざるをえなかったわけだが、力不足の感は否めなかった。

 運がなかったのはたしかだろう。だがルメールにも大いに責任があったと思う。アルゼンチンにも言えることだが、ルメールは4−2−3−1のジダンシステムをずっと変更しようとはしなかった。これは今までこのシステムでずっと戦ってきており、なおかつ勝利してきた自信によるものが大きいと思う。また世界王者として相手国の挑戦を受けるという立場上、絶対に負けられないという意識が強すぎて、おもいきったシステム変更ができなかったのだろう。

 もしルメールが4−2−3−1のシステムを変更して戦っていたらもっと良い結果が得られたのではないだろうか。こう思うのはジダン、ピレスがいなかったからというだけではない。本来センターフォワードであるはずのアンリが左ウィングで起用されていたことに対して大いに不満があるからだ。アンリは以前ユベントスでウィングで起用されて、才能が開花せず苦しんでいた。その後、アーセナルに移籍し、センターフォワードとして起用されるようになって見事に才能が開花したという経緯がある。それなのにピレスの穴埋めで左ウィングにアンリを使うというのは、ちょっと浅はかな考えではなかっただろうか。アンリ、トレゼゲの2トップ(4−4−2)にした方が、僕は良かったと思う。

 あとはCBの弱体化も大きな原因だったと思う。ルブーフ、デサイーのCBコンビは共に高齢で、特にルブーフはスピードの衰えが著しかった。ルメールは彼等に代わるCB、例えばクリスタンヴァルやシルベストルあたりを育てておくべきだっただろう。またCBにテュラム、右にカンデラが入るという形も、もっと熟成させておくべきだったと思う。本番に入ってから、ルブーフが怪我したからといって、急に変更しているようでは、なかなか上手くいかないのは当然である。

 またワールドカップ開幕が通常より10日早まったことによる疲労もあったと思う。特にフランスは欧州のビッグクラブで主力としてプレーする選手が多いので、試合数もかなり多くこなしていた。おまけにナショナルチームも世界王者であるがために、他国から親善試合の申し込みが後を経たなかった。

 それからグループリーグに対する油断があったのもたしかだろう。グループリーグ3試合にピークを持ってくる弱小国と違って、優勝を狙えるような強豪国は、決勝までの7試合を想定してコンディションを調整してくる。だがセネガル、ウルグアイ、デンマークはそんな状態で勝てる相手ではなかった。相手に恵まれなかったという運の悪さもあっただろう。

 とまあ、フランスが勝てなかった原因をいくつか挙げてみたが、フランスが本来のパフォーマンスを取り戻せば、僕はフランスが世界最強チームであることに間違いはないと思う。彼等のこれからの復活に期待したい。

オールスターサッカー   2002/07/09 (火) 02:19

みなさん、2002 JOMO オールスターサッカーの投票は済ませましたか?

選んでると結構楽しいもんですよ。(笑)
ちなみに僕が選んだメンバーは下記のとおりです。(笑)
僕はマリノスと隠れてFC東京を応援していますので、その2チームの選手が多くなっています。(笑)


◆J-EAST
【監督】 原博実(FC東京)
【GK】 土肥 洋一(FC東京)
【DF】 秋田 豊(鹿島アントラーズ)
【DF】 ミリノビッチ(ジェフユナイテッド市原)
【DF】 ジャーン(FC東京)
【MF】 岩本 輝雄(ベガルタ仙台)
【MF】 中田 浩二(鹿島アントラーズ)
【MF】 本山 雅志(鹿島アントラーズ)
【MF】 明神 智和(柏レイソル)
【MF】 佐藤 由紀彦(FC東京)
【FW】 小倉 隆史(コンサドーレ札幌)
【FW】 柳沢 敦(鹿島アントラーズ)


◆J-WEST
【監督】 ラザロニ(横浜F・マリノス)
【GK】 楢崎 正剛(名古屋グランパスエイト)
【DF】 松田 直樹(横浜F・マリノス)
【DF】 波戸 康広(横浜F・マリノス)
【DF】 中澤 佑二(横浜F・マリノス)
【DF】 市川 大祐(清水エスパルス)
【MF】 中村 俊輔(横浜F・マリノス)
【MF】 三都主 アレサンドロ(清水エスパルス)
【MF】 服部 年宏(ジュビロ磐田)
【MF】 名波 浩(ジュビロ磐田)
【FW】 高原 直泰(ジュビロ磐田)
【FW】 久保 竜彦(サンフレッチェ広島)

ヤフー&書籍掲載   2002/05/22 (水) 17:42

ついにサカフリがヤフーに掲載されました。\(^^\)(/^^)/
掲載されたカテゴリーは「スポーツ>サッカー>チャットと掲示板」です。
このカテゴリーへの掲載を1番希望していたので良かったです。
サカフリをはじめたとき、最終目標に設定したのがヤフーに掲載されることだったのですが、ようやく達成することができました。(^^)

にしても今まで散々登録申請してたんだけどなぁ・・。少なくとも10回以上は申請していたはず・・。(笑)
最後に申請したのも数ヶ月前だと思うのですが・・。(^^;
それが今更むこうから勝手に登録してくれるなんてなぁ・・・。(笑)
やっぱりワールドカップ効果でしょうねぇ・・。(笑)

それからNICOSカード会員誌「partner」にも掲載されました。
掲載されたのがヤフーのワールドカップ公式サイトとうちだけだったので、結構いい待遇だ〜、とか思ったりしてます。(笑)
だけど実は他を探すのが面倒だったのかもねぇ・・。(^^;
っていうか、多分こっちが真実でしょう・・。(笑)

それでは今回はこのへんで。(^^)/~~

P.S. トルシエの記者会見、楽しみにしていたのですが、まったく無意味でしたね。質疑応答をいっさいうけつけないなんて・・。選手選考の理由を述べるのは、監督の高い給料に含まれていると思うんだけどなぁ・・。

日本代表について   2002/05/20 (月) 23:24

ワールドカップに臨む日本代表メンバー23人が発表されましたね。
僕にとっては大いに不満の残る結果となりました。
トルシエは昔から気に食わないところが多くありましたが、今までは「まだ本番じゃないから」と気持ちを抑えてきました。ですが、メンバー発表を聞いて今までたまってきた不満が完全に爆発しました。(笑)

今回のワールドカップに臨む日本代表メンバーは、ポーランド戦のように比較的スペースがあって自由にプレーできるときにはいいサッカーができると思いますが、相手にひかれると、手詰まりになって、苦戦する状況はさけられないと思います。それを打開する為のオプションがあまりにも少ないですから。オプションとして考えられるのは、三都主と中山と森島ぐらいです。

ベルギーやロシアがどういう相手か考えた場合、あのようなメンバーを選んだのは間違いだったと思います。ベルギーもロシアも4バックで深い位置で守ってきます。SBもあまり上がってきません。世界王者フランスがサンドニで戦っても、ロシアからは1点も取れず、ベルギーからの得点もセットプレーからのこぼれ球を押しこんだだけでした。まあ、フランスの選手はかなり動きが重かったのはたしかですが、それでも日本よりは強かったと思います。

フランスのような国が苦戦する堅守のチームにどうやって対抗するかを考えた場合、今の日本の力を考えれば、やはりセットプレーが最大の武器になると思います。そう考えると、左利きのフリーキッカーが1人も選ばれてないのは問題でしょう。アレックスも蹴れることは蹴れますが、彼のフリーキックの精度では得点になる確率は低いと思います。

そういった意味で、中村俊輔という攻撃のオプションは絶対必要だったと思います。俊輔のセットプレーは間違いなく日本最高の精度だと思います。はっきり言って今の日本代表FWが流れの中で点をとる確率より中村俊輔のFKから得点になる確率の方が高いでしょう。
それにトルシエは俊輔のことを散々煽ってましたよね・・。あれだけ煽っておいて呼ばないなんて、信じられません。傷つけるだけ傷つけておいて結局呼ばないなんて何を考えてるんだか・・。僕はてっきり俊輔をああいう逆境から這い上がらせて、本当の切り札として使うつもりなんだと思ってました。あれだけバッシングされた選手が、代表に残って苦しい場面で途中出場したら、元々人気のある選手ですし、当然観客はすごく沸きますよね。その効果も狙ってるのかな〜、と思っていたのですが、違ったみたいですね・・。
あとトルシエは観客が広山コールをすれば使わなかったり、ファンやマスコミが待望する選手は使いませんでしたよね。それを考えると、マスコミが俊輔、俊輔と騒がなければもしかしたら選ばれてたんじゃないかとも思います・・・。まあ、憶測の域を出ませんが。

それから名波も選ぶべきだったと思います。相手にひかれて攻撃が手詰まりになったとき、中盤の底からゲームを作ることができる選手は必要でしょう。残念ながら今回選ばれた戸田、福西、明神、稲本は中盤の底からチーム全体をコントロールできるだけの力は持っていません。それに彼は4年前の98年フランスW杯で、バティストゥータにアシストしてしまったという苦い過去があります。その屈辱をずっと胸の中にしまいこんて、名波は今までずっと頑張ってきたんです。今回のW杯に賭ける意気込みも並々ならぬものがあったでしょう。戦力的にも精神的にも柱になれる選手だったと思います。

あと波戸を呼ばなかったのも理解に苦しみます。彼は右サイドの守備堅め要員として絶対に必要な選手だと思ってましたから。波戸の守備力、スタミナ、スピードをもっと評価して欲しかったです。

具体的に呼んでほしかった選手の名前を挙げると、この3人ですかね。高原はどうも間に合わなかったみたいですから。

それからトルシエは言ってることとやってることが違いすぎると思います。99%欧州遠征のメンバーで戦うとか言っておきながら、6人(全体の23%)も落ちてしまいましたよね。それに4年間のプロセスの中で選んだとかいうわりには、福西や秋田あたりが選ばれていますし。福西や秋田を今更呼ぶのであれば、はじめからもっと違ったチーム作りをやってほしかったです。

あとトルシエは戦術に順応しない、自分の考え方にマッチしない選手は絶対に起用しませんね。自分の戦術を忠実に再現することができるロボットのような選手を好んで選んでいます。例えば以前、中田英寿が独自の意見を貫こうとすると、「代表から外す」と言って脅してましたよね。それから三都主が1対1でどんどん勝負をしかけたのを見ると、「三都主は個人プレーに走りすぎた」と言って、彼の評価を落としてました。それから三都主はおとなしくなってしまいましたよね。1対1でしかけない三都主なんて何の魅力もないと思うのですが・・。

日本代表の選手達は今まで代表に残る為に、自分の個性を殺してでも、監督の求める戦術を忠実に遂行してきました。ですが、もう選ばれたのですから、そんなことをする必要はありません。ワールドカップ本番では自分達の意志で自分達がもっとも活きるプレーを披露してもらいたいです。三都主はどんどん1対1で仕掛ければいいし、宮本もムリに高い位置を保ってオフサイドトラップを狙う必要はありません。相手によっては自分の判断でラインを下げればいいのです。ワールドカップの日本代表がそうなることを僕は期待しています。多分ムリだろうけど。(笑)

それでは今回はこのへんで・・。

P.S. 明日のトルシエの記者会見楽しみにしてます。(笑)

無冠の帝王マンチェスター・ユナイテッド   2002/05/12 (日) 14:16

今季マンUは13年ぶりの無冠に終わってしまった。

マンUが無冠に終わるのではないかというのはシーズン開幕してすぐに予想できるものではあった。なぜならタイトルを獲るチームにしては、あまりにもDF陣が手薄だったからだ。守備の要スタムの放出、ブラウン、ヨンセンの長期離脱、CBに関してはほぼ壊滅状態だった。移籍してきたブランも、状況判断や守備のまとめ役としての貢献は大きいと思うが、スピード不足による1対1の致命的な弱さは誰が見ても明らかだった。またSBのシルベストルやネビル兄弟も攻撃に関してはそれなりに高い能力を持っていると思うが、ディフェンス技術に関しては疑問が残る。またGKのバルテズも昔ほどのパフォーマンスは披露していなかった。いわゆるスーパーなGKからいいGKに落ちてしまったという印象を僕は受けた。

攻撃陣に関してはあれだけ点を取っているのだから、問題ないと思っている方が多いかもしれない。ただ僕は複数のタイトルを狙うチームにしては、FW陣の層の薄さが気になった。コールを放出し、ヨークを完全に構想外にしたのは僕は間違いだったと思う。たしかにニステルローイ、スールシャールに関しては申し分なかった。だが、2人だけであれだけの厳しいシーズンを乗り切るのはムリがある。コールにかわって移籍してきたフォルランは高いポテンシャルを秘めた選手であることは間違いないと思うが、まだ主力として計算できるほどの選手ではなかった。彼を使うぐらいならヨークをもっと使うべきだったと僕は思う。

来季マンUが復活する為には、GKを含めた守備陣の補強が急務である。CBにネスタやテュラムクラスの選手がどうしても欲しい。豊富過ぎる中盤からべロンを放出してでも、世界最高レベルのDFを獲得するべきだろう。あとFWにもう1人純粋なセンターフォワードタイプの選手が欲しいところだ。

ただ今季のアーセナルは2冠を獲るにふさわしい内容の試合をしていた。いや、むしろCLを含めた3冠でもおかしくないと思わせるほどの素晴らしいパフォーマンスを披露していたと思う。現役フランス代表のアンリ、ビエラ、ヴィルトール、ピレスの成長は目覚しく、後半戦のリュングベリの活躍は神がかっていた。また天才ヴェルカンプやカヌーなど他にも素晴らしいタレントを揃えているため、少々主力が欠けてもチーム力が落ちないところも素晴らしかった。戦術面に関しても非常に高いレベルだったと思う。名将ヴェンゲルの力をまざまざと見せつけられたシーズンだった。

3.27 ポーランド戦1   2002/03/29 (金) 10:21

日本の完勝でしたね。結果は2−0、内容はそれ以上に差があったと思います。
ただ1つ言っておきたいのは、ポーランドは弱いということ。
欧州予選を最も早く通過したり、某オランダ伝説の14番がポーランドはワールドカップ優勝のダークホースだとか言ったおかげで、ポーランドを実際に見たことがない日本のファンにはかなり強いチームだと思われていましたよね。ですが実際は、ポーランドというチームは組織、戦術的にはかなり未熟でオリサデベの個人技頼みのチームです。(笑)
僕がチャットで「韓国は2位で予選通過できるんじゃないかな」、と言ったら、「いやいや、ポルトガルとポーランドだろう」、とみんなに言われた記憶があるのですが、これでわかってもらえたかなぁ。(笑)
ポーランドはたいしたことないんですよ。(笑)

でもまあ今の日本にとってはアウェーでもポーランドクラスの相手はもう相手にならないということですね。それだけ日本が成長したのは事実だと思います。
高い位置からきっちりプレスをかけ、相手のやりたいサッカーをほぼ完璧に封じたのは本当に見事でした。
ただヨシカツはあんまり出番なくて、ちょっと欲求不満だったかもしれませんね。(笑)
でもそれは悪いことじゃない、むしろいいことなんだ。(笑)

前回とは違い、今回は中盤のバランスも良かったですよね。
中田ヒデという前線でキープのできるパサーが入ったことによって、右サイドのの市川がより輝きを放っていました。あと、攻撃的な市川に対して、左サイドの小野がややディフェンシブにプレーし、攻守のバランスを取ってくれたのも中盤のバランスが良かった大きな要因だったと思います。

今回の試合は何と言ってもジェネラル(勝手に命名)中田英寿につきるでしょう。(笑)
彼がコンディション整うとこれぐらいはやれるんですよ。
1点目のシュートなんて日本人だとヒデ以外にはムリです。彼が日本代表ではランクが違う選手であるということを証明したシーンだったと思います。
豊富な運動量でピッチを動き回り、積極的に守備をして、広い視野と高い技術でチャンスを演出し、自らゴールも決める。まさにジェネラル。(笑)
戦術的にも上手く馴染んでましたし、彼に関してはもう言うことないんじゃないでしょうか。

マスコミのくだらない中田英寿不要論も完全に消滅することでしょう。
なにが「中田英寿は代表23人の枠の当落選上にいる」だよ・・。(笑)
中田英寿は日本代表に絶対に外せない最もレベルの高い選手だよ!!(笑)
あと中田ヒデをボランチで起用する、というのが最近サッカーファンの間で結構話題になっていますね。パルマでヒデがボランチとしていい仕事をしていることなどから、そういった意見がでてくるんでしょうね。
僕個人の意見としては、それは反対です。あくまで現時点ではね。
たしかに中田ヒデはフィジカル、状況判断、視野の広さ、パス精度などを考えるとボランチとして大成する要素は兼ね備えているとは思います。ですがそれはあくまで将来的にヒデがボランチとして経験を積んだ場合、そうなる可能性もあるというだけにすぎません。
現状のヒデは「トップ下では偉大な選手」、「ボランチではそこそこの選手」だと、僕は思います。ボランチで起用されても良かったのは、それはヒデ自身の調子がいいからです。実際今パルマでトップ下で起用されたらもっと活躍すると思いますよ。
もう1つの理由は日本代表に他にトップ下であれだけタメを作れる選手がいないからです。彼が前線でタメを作ってくれるから、他の攻撃陣は安心して攻撃に参加できるわけですから。

それからボランチの戸田も相変わらず良かったですね。貫禄すら感じるようになってきました。
ただし僕は彼はあまり評価していません。
たしかに彼は特に守備に関しては高いパフォーマンスを披露してくれていると思うのですが、彼はバランスをとることができませんし展開力に乏しいです。それに自己中心的なプレーが目立ちます。ああいう選手はチーム全体のバランスをとるボランチとしてではなく、DFとして起用するべきでしょう。そうじゃないと、、彼とコンビを組むボランチは非常に苦労すると思います。明神のように影で守備のバランスを取るのが非常に上手い選手を除いてはね。
前回の福西、今回の稲本がそれに当てはまりますね。
今回途中出場の福西が前回よりいいパフォーマンスを見せたのは、相棒が戸田ではなく明神だったことが大きいと僕は思います。
ただ稲本に関しては、出来が悪かったのはそのことよりもコンディション不良によるところが大きかったとは思いますけどね。これでボランチ名波、戸田説が間違いなく浮上するんだろうな・・。(笑)
ワールドカップ本番までにはきっちりとコンディション整えてくるでしょうし、僕は稲本をスタメンで使うべきだと思いますけどね。
もう1人は名波ね。(笑)

あと市川も抜群に良かったですね。ヒデがマークを引き付けてくれてましたし、早くて正確なパスがきますからすごくやりやすかったんでしょうね。それに何と言っても、彼の正確なクロスは素晴らしいです。2点目のパスなんて思わずベッカムを思い起こしてしまいました。DFとGKの間にいるFWの足元にピンポイントでクロス、素晴らしい・・。(笑)
まあベッカムほどのキレとスピードはなかったですけどね。(笑)<当たり前

逆に良くなかったのは宮本ですかね。
ウクライナ戦のときもそうでしたが、どうも不安が残りました。
森岡もどうなるかわかりませんし、3バックの真ん中はワールドカップで1番の穴かもしれません・・。(^^;

中田浩二もいい加減左CBとして起用するのはどうかと思うのですが・・。
あぶなっかしくて見てられません・・。(^^;
彼はやはりボランチの選手です。
服部が左CBに入ればもっと安定すると思うんですけどねぇ。
服部は守備力は浩二より断然上だと思いますし、フィードだって浩二ほどではありませんが、かなりいいものを持っていると思うのですが・・。

右の松田に関しては相変わらず高いパフォーマンスを披露していたと思います。
正直以前は、彼のことはあまり信頼していなかったのですが、サンドニでのフランス戦後、彼の中の意識が明らかに変わったんだと思います。特にマリノスで降格争いを演じたセカンドステージでは本当に素晴らしいプレーをしてチームを引っ張っていました。彼はここ1年ですごく大人のDFに成長したと思います。

あとFW陣に関してですが、高原はまずまずと言ったところでしょうか。
得点は決めましたが、そんなに特別いい印象はありませんでした。

鈴木は・・・・。(^^;
トルシエは彼のファイティングスピリットを評価したようですね。
ええ、たしかに僕もそれは認めますよ。(笑)
運動量とフィジカル、守備的FWとしての能力の高さも認めますよ。(笑)
だけどねぇ、テクニックがあまりにもなさすぎると思います・・。(^^;
視野も狭いしね・・。
彼の潜在能力の高さは評価しますが、現時点で23人の代表枠に必要な選手だとは僕は思えないです。

3.27 ポーランド戦2   2002/03/29 (金) 10:18

それから久保ですが、彼は本当にかわいそうでした。
なぜかと言うと彼を完全に殺す布陣だったからです。
久保というのは典型的なセンターフォワードタイプの選手です。
走りまわったり、裏へ飛び出したりするような選手ではありません。
つまり彼のようなタイプの選手は、個の力で活躍することはできません。まわりの選手のサポートがあってこそはじめて力を発揮する選手です。
両サイドにアレックスと市川でもいれば彼も活躍できたんでしょうけど、今回の布陣の場合、左は後半疲れが見えた小野伸二、右の市川も途中で交代し、そのあと出てきたのは波戸くんでした・・。(笑)
波戸は足も速く、スタミナがあり、守備力の高い選手なのですが、クロスに関しては・・・・・。(笑)
また、中田ヒデのように裏へ鋭いスルーパスを出せる選手がいても久保にはあまり意味がありません。(笑)
さっきも書いたように裏へ飛び出したりするような選手ではないですからね。(笑)

中田ヒデというトップ下に、いいサイドアタッカーがいない典型的なセンターフォワードタイプの選手、このような例が今季セリエAで開幕当初ありましたよね。(笑)
そう、パルマのミロシェビッチです。(笑)
彼もそのせいでまったく活躍できずに、戦力外扱いされ他チームに移籍してしまいました。
ホントはいい選手なのにね。(笑)
で、移籍したチームで彼がすぐ活躍して、「セリエは最悪だった」と語ったのは、有名(?)な話ですよね。(笑)

今回このような布陣で久保をテストしたトルシエをちょっと恨みましたよ。何気に久保サポなので。(笑)
だけどね、トルシエの試合後のコメントを聞いて許してしまいましたよ。(笑)
どんなコメントだったかというと、
「久保もうまくいった。彼の自己表現のなさの謎が解けた。彼は、ずっと冷凍されていてある日突然見つけられたのだ。まだ近代的文明のコミュニケーションになれていない。」
って。(笑)
おいおい、久保はキングコングかよ!!(笑)<byえのきどいちろう
にしてもホント上手いこと言い過ぎです、トルシエさん。(笑)
おもしろすぎるじゃないっすか。(笑)
たしかに久保は山奥で育ったらしいですが。(笑)
みなさん知っているとは思いますが、彼は本当にコミュニケーションをとるのが下手で、なかなか友達ができないのも事実です。広島には仲のいい選手がいるので他チームには移籍したくないっていうぐらいですからね。(笑)
久保が代表で活躍できない大きな原因は、まわりに仲のいい選手がいないというのが大きいですし。
代表の紅白戦を見る機会があったのですが、仲良しの広島の藤本が出てきた瞬間、久保は別人のように動き始めましたからね。(笑)
いないときもそれぐらいやれっての。(笑)
代表には選ばれてませんが、紅白戦を見る限りでは左サイドに入った藤本は抜群に良かったんですけどねぇ。おそらく一番活躍してたと思いますよ。
彼が落選した理由は、アレックス、中村俊輔、小野伸二のネームバリューに負けたのではないかと・・。(笑)
アレックス!!中村俊輔!!小野伸二!!藤本・・・・?みたいなね。(笑)
99年、00年のJリーグ年間MVPに、オランダの名門フェイエノールトの主力選手ですからねぇ・・。(笑)
もし彼が選ばれていたら久保も別人のように活躍してただろうに・・。(笑)

では最後に選手の評点を書いておきます。
あくまで僕の独断と偏見によるものなので苦情はうけつけません。(^^;

監督
トルシエ 5.5
GK
川口能活 5.5
DF
松田直樹 6.0
中田浩二 5.5
宮本恒靖 5.0
MF
稲本潤一 5.0
中田英寿 7.5
小野伸二 6.0
戸田和幸 6.5
市川大祐 7.5
福西崇史 5.5
波戸康広 5.5
明神智和 5.5
FW
鈴木隆行 5.0
高原直泰 5.5
久保竜彦 5.5

第55回 3.21 ウクライナ戦   2002/03/25 (月) 01:06

この試合、日本は最低でも内容が伴った2−0以上のスコアで勝たなくてはいけない試合だったと思います。

なぜならウクライナは2002W杯欧州予選でドイツにプレーオフで敗れ、ユーロ2004にむけてこれからチームを作っていく段階であり、試合が行われる2日前に来日したため、コンディションも整っていませんでした。さらにはウクライナの全得点のうち約70%を占めるシェフチェンコ、レブロフも不在でした。それにひきかえ日本は2002W杯にむけて完全に仕上げの段階に入っており、海外組が不在とはいえホームでの試合でしたからね。

ですが結果は1−0。
決して満足できるような結果ではありませんでしたね。

では試合内容を選手の出来を中心にふりかえってみましょう。

まずはモリシから。この試合では彼の良さは完全に死んでしまいましたね。なぜならモリシという選手はいわゆるパサーとか司令塔タイプの選手ではなく、豊富な運動量でピッチを動き回り、ときにはFWを追い越して第3ストライカー的な動きをする選手です。
つまり彼を活かすためには中盤に他にパサーを配置するべきでした。おまけに今回は両サイドに攻撃的なドリブラータイプの選手がいたため、FWがサイドに流れたスペースにモリシが入っていくこともできませんでした。
これではモリシが機能しないのも当然ですよね。

要するに両サイドにアレックス、市川のようなドリブラータイプを使うのであれば、トップ下にはモリシではなくパサータイプのオガサを使い、トップ下のモリシを活かしたいなら、サイドにパサータイプの俊輔を使った方が良かったと思います。

次にダブルボランチです。戸田と福西というのは、2人とも強いフィジカルと守備力が売りの選手で、やや攻撃的な守備的MFであるといえます。彼等は展開力に乏しく守備のバランスをとったりするのは苦手で、同時に起用すればチームのバランスを崩してしまう可能性が高いため、共存は難しいと思います。まあ他にボランチの選手がいなかったので、しょうがない面もありましたけど、戸田を左CBに使ってより展開力のある中田浩二をボランチで起用するという手もあったのではないかと思います。
結局、戸田は高いパフォーマンスを披露していましたが、同タイプである福西は自分の仕事を見失い、ちょっと混乱しているように見えました。彼は自分の良さを完全に消されてしまい、かわいそうでしたね。おそらくもう福西は、他のボランチが怪我をしないかぎりは、23人の枠に残る可能性もなくなったと思います。福西も磐田のチームメイトである服部や名波とコンビを組んでいたらもっと機能していたと思うのですが・・。

両サイドの市川とアレックスは2人とも及第点だったと思います。2人とも自分の持ち味を上手く発揮できたのではないでしょうか。

次はFWを見ていきましょう。
まず柳沢ですが、まあまあですかね。
動きの質は相変わらず高いですが、決定力は疑問です。(笑)
西澤もまあまあの出来だったと思います。
ボルトンで出場機会に恵まれず、腐ってないかと心配してたのですが、大丈夫そうでしたね。J2での戦いがいい調整になってるのかな。(笑)

次にフラット3ですが、いまいちでしたね。特に前半は良くなかったですね。相手FWに裏を取られるシーンが何度かありました。相手FWの決定力のなさに助けられましたね。もしシェフチェンコがいたら、確実に失点していたと思います。松田はよかったと思いますけど、宮本があまりよくなかったですね。彼が良くないと森岡も負傷しているだけに、日本のフラット3の真ん中はかなり不安が残りますね。浩二はロングパスの精度は相変わらず素晴らしいですが、僕にはまだ守備面が不安定に見えました。

あとは途中出場のメンバーをふりかえってみましょう。

俊輔は自分の持ち味を上手く発揮してたとは思いますが、左サイドの選手としてはやはり守備面やフィジカル面で不安が残りますね。代表枠にギリギリ残れるかどうかといったところではないでしょうか。

鈴木は好不調の波が激しい選手ですが、今は不調でしょうね。あまりいいところは見られませんでした。FWの枠はおそらく4つでしょうから、西澤、高原、ヤナギ、中山で埋まってしまうため、彼が選ばれる可能性はかなり低くなったと思います。

高原はまずまずの出来だったと思います。

オガサはよかったですね。僕の中では彼がこの試合のMVPです。積極的に守備をしてましたし、決定的なチャンスを演出したり、キレのあるドリブルで自ら持ちこんでシュートを放つシーンもありましたよね。

波戸は、市川に刺激をうけたのか、すごくアグレッシブに戦ってましたね。普段やらないようなプレーが随所に見られました。

福西にかわって投入された明神は守備のバランスをとるのが非常に上手く、戸田のフォローを上手くしてましたね。地味に。(笑)

あとGKの楢崎に関しては・・・う〜ん、評価しづらいな・・。(笑)
特に見せ場はなかったですよね。また今度ということで。(笑)

最後に選手全員の評点を書いておきます。
僕の独断と偏見で評価していますので、苦情はうけつけません。(^^;

監督
トルシエ 5.0

GK
楢崎   5.5

DF
松田   6.0
宮本   5.0
中田浩  5.5

MF
市川   6.0
波戸   5.5
福西   4.5
明神   5.5
戸田   6.5
三都主  6.0 
中村   5.5
森島   5.5
小笠原  6.5

FW
柳沢   5.5
高原   5.5
西澤   5.5
鈴木隆  5.0

第54回 『WWF&Jリーグ観戦ツアー』   2002/03/05 (火) 18:58

3月1日、2日に、WWFとJリーグを見に横浜まで行ってきました。

まず3.1に横浜アリーナで行われたWWFスマックダウンツアーですが、やはり最高でした。(^^)
ステ−シーはかわいかったし、DDP、ハリケーンはおもしろかったし、そしてロック様はやはり日本でもロック様でした。素晴らしかったですロック様。(笑)
Y2GAY(笑)も、さすがでした。
もちろんタジリをはじめ、他のレスラーもみんないい試合をしてくれました。

はじめにシェインが登場したのですが、これはある程度予想してました。(笑)
ビンスが来れないならシェインかステファニーだろうな、と思ってましたから。(笑)
ステファニーならもっと良かったんだけどね。(−。−) ボソッ(笑)

会場もすごい盛りあがりで、アメリカより歓声がすごかったんじゃないかと思います。レフェリーのヘブナーが入場しただけで大歓声でしたし。(笑)
ヘブナーも調子に乗ってポストに登って観客にアピールしてました。(笑)
トリーなんかは自分がタジリを応援しているときに、観客も一緒になって拍手してくれたのに感動して、泣いてしまったそうです。

最前列には辻さん、武藤、小川、小島なんかがいました。
辻さん、武藤、小川は実況、解説らしいですけど、小島はなんだったのかな?(笑)ですが乱入なんかはいっさいありませんでした。WWFファンは現地そのままのプロレスを見たいという強い希望がありましたから、そのへんを考慮してくれたんじゃないかと思います。
ただ、武藤はジェリコに殴られてましたが。(笑)

マイクアピールなんかは少なかったですね。メインのロックVSジェリコのあとの2人のマイクパフォーマンスは最高でしたけど。20分ぐらい2人で喋ってくれたんじゃないかなぁ。(笑)

で、2日はついで(?)に東スタでFC東京VS鹿島の試合を見てきました。(笑)
なんと始球式は蝶野でした。(笑)
WWFとJリーグを見に行って、日本を代表するレスラーを4人も見ることになるとは・・。(笑)
にしてもFC東京は完全に生れ変わりましたね。
今まで培ってきた速攻と前線からの激しいプレスを融合した非常にいいサッカーをしていたと思います。浩二不在で鹿島がバランスを崩したとはいえ、昨シーズンの年間チャンピオン相手に4点を奪ったことは評価に値すると思います。
原東京は最高です。(笑)

というわけで、Have a nice day~♪(笑) 

第53回 『原さんの実況』   2002/02/08 (金) 20:49

今日はスカパーの「ワールドカップジャーナル」という番組で、原さん(FC東京の新監督ね)の実況を聞くことができました。

原さんはつい最近までスカパーの解説者をやっていたわけですが、彼が実況をするとめちゃくちゃおもしろい。(笑)

試合は2000年6月に行われた「インテルVSフィオレンティーナ」の再放送だったんですけど、原さんは試合の実況なんかしない。(笑)
「お〜」「入った〜」「狙い通り」などの名語録を連発。(笑)
試合の解説は宮内さんだったんですが、彼とのやりとりも最高。

原さん「今のオフサイドじゃないでしょ〜、出てた今?」
宮内さん「出てました」
原さん「ホントに〜?出てないでしょ〜」
宮内さん「いや、出てました」

原さん「マンチェスターユナイテッドがトルドをとるど。」
宮内さん「・・・・(困惑している)」

とまあ、こんなカンジです。(笑)

スカパーはホント惜しい解説者をなくしましたね。
早く解説に復帰しないかなぁ。(笑)<ヾ(・・;)ォィォィ

ユウジはFC東京新監督・原博実を応援しています。(笑)

第52回 『フリートークリニューアル』   2002/02/08 (金) 20:13

フリートークをリニューアルしました。
まあ、ペースは今までと変わりません。(笑)<ヾ(・・;)ォィォィ

で、前回から方針を変更したわけですが、これからもそれは変わりません。
管理人が書きたいと思ったことをジャンルを問わずに書いていきます。(笑)

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